概要
身長 | 212cm |
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体重 | 119kg |
オルフェノクのエリート集団「ラッキークローバー」に所属する1人。
劇中では確認できないが海老の怪人だけに6000mの水圧にも耐えうる柔軟性を兼ね備えた鎧で水中を自在に行動できるとされる。
戦闘スタイルはフェンシングに近く、武器はサーベルとシェルクラブである。
その威力はすさまじくその剣技は1分間に300突きの眼にも止まらぬ剣捌きを誇り、シェルクラブから繰り出されるパンチは鉄塊をも容易く粉砕することが出来るという。
また、人間態の時でもカクテルに使徒再生のエネルギーを込める事が可能であり、標的にカクテルを掛けることで仲間を増やしたり、灰化させて殺害することが出来る。
最終的にはアークオルフェノクの力で不死身となり、アークオルフェノク復活を目論むも、アークオルフェノクが灰化した事でただ一人絶望に陥るのであった。
本編以外での登場
仮面ライダーディケイドで『ファイズの世界』に登場。スマートブレイン・ハイスクールのエリート集団の1人という設定で、その際の人間態時の名は「朱川」という名の女子高生である。
その後も『オールライダー対大ショッカー』や『仮面ライダー大戦』などで再生怪人として登場。
並行世界を描いた『スーパーヒーロー大戦GP』ではショッカーの幹部として登場。
まあ、オルフェノクは何の動物になるか完全にランダムなので影山ではない別の女性が変貌した可能性はあるが。
鋏からビーム(使徒再生能力?)を放って仮面ライダーたちを圧倒するが、上空から乾巧の変身したファイズのクリムゾンスマッシュでブチ砕かれて灰になった。
余談
- モチーフはキカイダー01のハカイダー四人衆の1人・シルバーハカイダーの怪人態・銀エビ。
- また、彼女だけがアークオルフェノクの不死を与える力の恩恵に預かれた理由に関しては元ネタのロブスターは脱皮行為を繰り返して内蔵を新しくする事で実質的に擬似的な不死身を得ているという逸話に由来するものと思われる。ただし、脱皮不全や食べられるなどの敵からの激しい損傷でいとも簡単に死んでしまう。
- 奇しくも次回作の敵は生物の始祖である不死生命体であったりする。(これまた『進化』に関係する怪人である他、オルフェノク自身も生物種にとってのノアの箱舟としての役割を担っているという説がある。)
- 不死身になった彼女が死ぬ事がありうるのかについてだが、あくまで寿命面で不死身となったのであって、外的損傷で死なないとは明言はされていない。もし、仮に外的損傷で死ななかったとしても世界の破壊者や時の王者に倒される可能性が考えられる。
- 『仮面ライダー4号』に於いては乾巧と海堂直也が唯一のオルフェノクの生き残りと設定されている為、やはり誰かに倒されてしまった可能性が考えられる。単に彼らが彼女の末路を知らないだけという線もあるのだが。