シルバーハカイダー
しるばーはかいだー
「世界を闇に!」
CV:上田耕一
ギルハカイダー率いる『ハカイダー部隊』の大幹部「ハカイダー四人衆」の1人。
クールかつ冷酷な性格で、命乞いをしている相手を平然と殺害する。ハカイダー四段攻撃では三段・クジャク返しを受け持っている。
銀白色の胸当てと黄色の「S」マークに顔と体銀白色が特徴で、一説によると『ハカイダー四人衆』では最後に作成された機体とされており、性能的に向上しているらしく、四人衆のサブリーダーを務めているとされる。
武器は伸縮自在のシルバー電子棒で、これを投擲して相手を攻撃するほか、空中に投げて鉄棒のように回転してからキックを繰り出す『電子棒大車輪(シルバー大車輪)』なる技を持つ。
ハカイダー四段攻撃では三段・クジャク返しを受け持つ。尚、この武器を使用した結果、誤って『サタンダークネス』の暗雲を払ってしまったことがある。
またイチローに化けるなど変身能力を持つほか、銀エビという名の怪人態への変形機能が取り付けられている。
第10話の最終決戦で、01の『ブラストエンド』を受け爆死した。
石ノ森章太郎による萬画版では「ウルトラスティック」ないし「電パチ棒」と呼称される武装と、足蹠に仕込まれている鋭利な棘(他の2体にも備わっているのかは不明)を使ってジロー・キカイダーを翻弄し、彼を戦闘不可能に追い込んで崖下に転落させるほどの実力を披露した。上述の「性能的な向上」が言及されていることに恥じない活躍といえる。
しかし、イチロー・ゼロワンとの初戦ではウルトラスティックの伸縮性を利用されることで、懐中までやすやすと接近させることを許している。
2001年~2002年にかけて4巻ものとして製作されたOVA『キカイダー01 THE ANIMATION』(元永慶太郎監督)では、萬画版の設定を踏襲し、プロフェッサー・ギル同様にダーク所属時の自我で行動している。
そのためブルー、レッド3人めいめいが「ギル様」という敬称で忠誠を誓っていることが察せられる描写が所々で見られた。
今作では因縁のゼロワンをレッドハカイダーと2対1とはいえ圧倒し、そのまま攻め立てているところをギルハカイダーからの命令で「プラスパワー」を発動し、ガッタイダー(キカイダー)に四位一体となる。なお戦闘描写では特撮テレビドラマ版とは異なり、ウルトラスティックに撓いを持たせて打擲することもあった。
全身の大火力を駆使してキカイダーとゼロワンをやはり圧倒するが、ブルーの脳髄を電磁エンドで粉砕された3人がキカイダーを抹殺するべく意固地になっている隙に、ゼロワン乾坤一擲の「サンライズ・ビーム」で大打撃を負わされ、レッド共々「ギル様、無事なパーツをお使いください」と促し、人型に戻りつつもまだ損耗が残っているギルハカイダーを撤退させる為に、スライム状の不定形な姿のままでキカイダーを足止めして自爆するという、特撮版とは正反対の忠義に殉ずる最期が描かれた。
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vsハカイダー四人衆(キカイダー01)
今回はhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20565254以来のキカイダー01から、序盤の敵であるハカイダー部隊です。前作のライバルぶりが見る影もないギルハカイダーと、同じ顔した三人衆・・・何とも言えませんが、悪役としてはこっちの方が気に入ってたりします。5,173文字pixiv小説作品