CV:渡部猛
概要
ハカイダー部隊がプロフェッサー・ギルの子供であるアキラを誘拐するため行動を開始したエビ型ロボット。
名前は前作のダークロボットと同じ法則になっている。鳴き声は「ビビビビビビビ」。尚、ギル・ハカイダーからは幽霊ロボットと呼ばれている。
身体を血のように赤い液体に変える事で隙間さえあればどんな所でも侵入できる。またケーキに化けたり壁をすり抜けることが可能で、戦闘では身体を丸めて転がり爆発を起こす「銀エビ機雷」という技を使う他、シルバーハカイダーと同じシルバー電子棒を武器に持ち、棒を始点に回転して繰り出すキック「シルバー大車輪」も使える。
その正体は(声が異なるも色や武器で察せるが)シルバーハカイダーで、本来の姿よりも10倍のパワーを誇る。最後はブラストエンドを受けて爆発し、元の姿に戻ってしまい、それ以降は変身不可能となった。
早瀬マサト氏の「S.I.C. OFFICIAL DIORAMA STORY」『KIKAIDER00』では、ダークの系譜である組織「XASH」が生み出した生体と機械の融合である怪人「バイオロイド」の1体とされており、もともと銀エビとして作られた個体がシルバーハカイダーに再改造された設定。
触角は頻闇でも充分に機能するレーダーとして作用するほか、エビの幼体「ゾエア幼生」を模したナノマシンによって自己修復機能も有している(XASH冥王であるブラックハカイダーの応急処置としてハカイダー三人衆が「生きている鎧」として発動させたガッタイダー(キカイダー)形態でもナノマシンの作用が引き継がれることに言及されている)。
今作ではレッドハカイダー並びにブルーハカイダーもバイオロイド「朱ムカデ」「青ワニ」がそれぞれ改造されたという設定だが、この2体がどういった特性をもっていたかは「変型」していないため不明。