国連兵「バカか…こんなのにかなうわけないだろうが…!」
概要
OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』はそもそもTV版ともゲッターロボサーガとも繋がらない独自の世界観であり、本来ゲッターロボ・ゲッターロボGが闘っていた恐竜帝国や百鬼帝国はそもそも攻めてこなかったという設定である。
量産型ゲッタードラゴンは早乙女博士が密かに作り上げていた無人機であり、何万にも及ぶ物量で国連軍と相対した。本来のゲッターロボシリーズの利点である分離・合体機能は保有しており、ゲッターライガー及びゲッターポセイドンへのゲッターチェンジも可能だが、その速度は有人機よりも劣る。従って実際の戦いでは流竜馬1人の乗る初代ゲッター1にもボコスカにやられているが、ゲッタービームやゲッタートマホーク等の武装やパワーは本来のゲッタードラゴンにも見劣りするものではなく、国連軍のメカ程度であれば虫けらのように蹴散らしている。死を全く恐れずに、いくら斃れても襲い来るその攻撃力こそが最大の武器と言える。
最終的に早乙女博士により全機体が分離し、ドラゴン・ライガー・ポセイドンが串団子のように連なって赤青黄色の巨大なメタルロープとなり一か所に結集、真ゲッタードラゴンとなった。そのうちの一体はインベーダーに乗っ取られてメタルビースト・ドラゴンへと変貌を遂げ、初代ゲッターチームたる早乙女&コーウェン&スティンガーが搭乗した。たとえメタルビースト・ドラゴンが破壊されようが、パイロットさえ脱出していれば、真ドラゴンの内部においては壁からいくらでもゲットマシンのスペアを取り出すことが可能となる。
ちなみに、量産型ゲッターロボGは本来のゲッターロボGと少しカラーリングが異なる。
- ドラゴン:股間部分が本来は黄色いが、量産機は赤いパンツを履いたような形状に統一。脇腹や袖が青から黒にリペイント。
- ライガー:赤かった両脚と脇が青一色になっている。
- ポセイドン:ミサイル部分が白に変更。
スパロボでは
多くは原作通りの設定として登場。OVAにおいても変形する前にやられているためかゲッターチェンジ機能もオミットされている。
ただ、初登場となった『スーパーロボット大戦α』ではそもそもOVA版が未参戦のため、ブロッケン伯爵が密かに盗み出した本家ゲッターロボGの設計図を基に作ったという設定になっている。図鑑でも「合体して巨大なゲッターにはならない」と書かれている。
関連項目
巨神兵:足並み揃えて進撃してくるシーンがそっくりである