「リング、リング、ボーリング!」
CV:遠近孝一
概要
狼鬼としての肉体を構成し、ツボオルグの恨みによって更に強化された千年の邪気をウラが人形に宿らせて作り出したオルグ魔人。
外見も頭部や両肩などにボール、腹部に並んだピン、両脚にボールを掴む手やレーンの意匠が見られる。装甲ツエツエ曰く「最強のオルグ」であり、「~リング」が口癖。。
ボウリングのボールとピンを武器とし、様々な高速回転を駆使した高い攻撃力を誇り、ボウラーとしてもターキーを出す程の一流の腕前を持つ。
必殺技は凄まじい回転力を加えたボールであらゆる物を弾き飛ばす「ストライクボール」。
活躍
街中でボールによる破壊活動を行い、駆け付けたガオレンジャーもストライクボールで吹き飛ばしてのける。
その後、シルバーをストライクボールで圧倒するが、止めを刺そうとしたところに駆け付けたブルーとのボーリング勝負に挑む。
ブルーにストライクボールを繰り出すも、彼がボーリングのプロ・ドン片山から伝授された必殺技「トルネードスピン」に技を打ち破られた挙句、6人揃ったガオレンジャーの破邪百獣剣と破邪聖獣球を同時に受け、「ストライクー!」と叫びながら倒されてしまう。
直後にオルグシードによって巨大化すると、巨大戦ではガオキングとガオハンターをボールによる一撃で合体解除させ、ガオリゲーター、ガオシャーク、ガオタイガーの3体に大ダメージを与えるが、残った無傷のパワーアニマルが合体したバージョン違いガオキングの超速回転・トルネードガオマジロスピンに技を打ち破られ、最期は止めの一撃を喰らい「パーフェクトー!」と言う断末魔と共に爆散した。
だが、ボーリングオルグが倒されても千年の邪気は消滅せずに彼の恨みも取り込み、更なるオルグ魔人を生み出す事となる。
余談
モチーフはボウリングの球とピン。クレジットでは「ボウリングオルグ」と誤表記されていた。
声を演じた遠近氏は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の吸力サイマ獣バンパイラ以来、2年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。翌年の『忍風戦隊ハリケンジャー』では雷忍者ウナダイゴの声を当てている。