まんじゅう
まんじゅう
皮に餡を包んだ和菓子。中国の饅頭(マントウ)が日本に伝わり変化した。
概要
中国の「饅頭(マントウ)」が日本に伝わり変化したとされる和菓子の一種。様々な変遷を遂げ、全国各地で作られている。
小麦粉または米粉を主体にした皮に餡を包み、焼いたり蒸したりして作られる。
味は一般に甘い。
漢字では語源となった「饅頭」以外にも「万十」「万頭」「曼頭」等の表記がある。
ちなみに中華圏で饅頭が割れた事を破了(われた)と表現するのは非常に縁起の悪い事とされている。と言うのも、饅頭は人の頭を連想させる為である。そんな訳なので現地ではよく似た言葉である『笑了』(「笑った」の意)と表現するのである。
方言
一部の地方では女性器をまんじゅうと言う所がある。
有名なまんじゅう
中国の饅頭(マントウ)
まんじゅうの語源となった饅頭(マントウ)は日本では餡の入った物も含め一般的に「中華まん」と呼ばれている。