概要
敷島製パン株式会社が1957年(昭和32年)から製造・販売しているまんじゅうの一種で
黄身餡(餡に黄身を加えたもの)をカステラ生地で包んで焼いた所謂「カステラ饅頭」。
販売当初は金鯱まんじゅうという名前だったが三代目社長盛田秀平氏の
「地元・名古屋の人に、より親しんでもらえる名前を」という想いから
翌年からなごやんという名称が変更されることになった。
黄身餡とカステラ生地によるほんのり甘く、素朴で空きがこないそのやさしい味から人気があり
昭和44年から現在まで「名古屋市優秀観光名産品」(所謂銘菓)として認定され続けられ
平成2年には「なごや土産品デザイン優秀賞」を受賞するなど
老若男女問わず愛される名古屋のお菓子を代表する和菓子である。
他に名古屋コーチンの卵と愛知県産小麦を使用した高級志向のなごやん雅や
ハローキティとコラボしたはろうきてぃなごやんがある。
創業100周年を迎えた2020年には、やわらかくしっとりした皮の生なごやんが、
2023年には肉球型のなごにゃんが仲間入りした。
翌年の2024年にはチョコクリーム入りのなごにゃんクロも誕生している。
ちなみに時間を置くと乾燥して生地と餡が分離し、そちらの方が好みという意見もある。
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ういろう・・・名古屋を代表するお菓子仲間