饅頭(アズールレーン)
まんじゅう
アホ毛がついた黄色いヒヨコのようなものである。ゲームを立ち上げると企業ロゴと共に現れるこの生き物はアズールレーンの世界では饅頭と呼称されており、鳥類なのかどうかは不明であるもののこの世界では普遍に存在するものであるようだ。
その存在感はただのモブキャラのそれを遥かに凌駕しており、メインの艦船達に負けず劣らずである。例えば通信待ちのときどこからともなくやってきては画面の前に飛び跳ねたり学園内には所構わず存在してたり挙げ句家具として登場するに留まらず、海域では魚雷発射艦や自爆ボートでヒャッハー!!するなど指揮官の前に立ちはだかるトラウマとして現れることも。デイリーミッションでは丹精込めて育てた艦船達に容赦ない魚雷攻撃や突撃する饅頭に泣かされた指揮官たちもいたはずであろう。
さてこの饅頭、個体の大きさも大小様々、意思や自我があるのか艦船達の立ち絵にも表情豊かな場面がちらほらと写っている。知能もありアズールレーンのアニメ2話では戦闘後にゴムボートに乗って負傷した艦船達を捜索し救出・収容する姿も見受けられ、また手先も起用で道具も扱える模様。なおそれ以降の話を見る限りではレッドアクシズにもいる模様で勢力を問わず存在している。『びそくぜんしんっ!』のアニメでは母港の掃除やボイラー修理などの作業員として登場している(ただし三笠曰く「掃除をすぐにさぼってしまう」らしい)。
そして驚くことに雪風の衣装であるブランコ様ではなんと雪風と魚雷発射管を載せたまま2羽で空を飛びながら戦場を駆け回るという凄まじい体力と力を見せつけている(『びそくぜんしんっ!』でもこれが登場した)。
そんなゲームの名脇役でありマスコットである饅頭であるのだがやはりこの生き物が一体何なのかは公式も何も言及していないため、結局何なのかは今も謎のままである。
ちなみにリアルの話になるがアズールレーンは中国で『碧蓝航线』という名で上海蛮啾網絡科技有限公司(マンジュウ、Manjuu Co.ltd)と厦門勇仕網絡技術有限公司(ヨンシー、Yongshi Co.ltd)が共同で開発したゲームでありもっぱらmanjuu表記で上海蛮啾網絡科技有限公司を指すようである。4gamer.netの取材記事では会社の受付にこの饅頭達のイラストが表示されている。外部リンク
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 俺の理想の地球連邦連合宇宙艦隊
無人化ユニット「饅頭」
本シリーズで度々登場しているオートマタ「饅頭」を解説してみました。恥ずかしくて投稿できない二次創作の設定資料集に掲載されている饅頭(アズールレーン)をヤマト世界に投影する。そんな思考実験です。慢性的な人員不足の地球連邦宇宙艦隊がダメージコントロールに用いるオートマタを意識しております。 艦載オートマタという縁の下の力持ちを楽しんでいただけると幸いです。4,559文字pixiv小説作品