データ
概要
第5世代初登場の特性。
効果は上記の通り、壁系統の技を無視して攻撃できるというもの。早い話がバリア貫通能力だが、バリアーやてっぺきは防御力を上げる技であるため対象外。
通常特性ではエルフーン系統・ニャオニクス系統・オンバーン系統・ドラパルト系統、隠れ特性ではクロバット系統・ワタッコ系統・ミカルゲ・ハブネーク・テッカニン・カラマネロ系統・シャンデラ系統が所有している。
壁を無視して攻撃できるのはアタッカーとしては嬉しいところ。
しかし、この特性の所持者は如何せんサポーターや耐久型が主流な為、強力な効果でありながら採用するのは難しい特性であった。
一応「しんぴのまもり」も突破できるので状態異常撒きに使えないことも無いのだが、如何せんもう一つまたは通常の特性の方が強力なポケモンが多く、その辺も採用に歯止めを掛けていた。
なお、状態異常型で活かせそうなミカルゲは通常特性が「プレッシャー」のせいで場に出た瞬間特性がバレる。どうしようもなかった。
しかし、第6世代で「みがわり」を貫通するようになった。
また、アタッカーの習得者も少しだが増加した。
こっそりシャンデラの隠れ特性(第5世代未解禁だが)もこれに変更されていたりする。
惜しむべき部分はアタッカー気質でかつインフレに乗れているポケモンが限られているところか…。
…と思いきやなんと8世代で新たなる600族ドラゴンのドラパルト系統が習得。しかも通常特性である。
げきりんを始めとした超火力技がみがわりや両壁をすりぬけて炸裂するのだから非常にタチが悪い。更にこれを読んで火力等を下げて対策しようものならもう一つの通常特性、クリアボディの洗練が待っている。
……まぁドラゴンアローがみがわりやタスキ潰しの連続技なのですりぬけがそこまで採用されているかというと……
とはいえ強力なのは間違いなく、600族高速ドラゴンの例に漏れず現環境で大暴れしている。
関連リンク
かたやぶり……特性の防御効果を貫通する特性。