概要
ハリポタの二次創作は世代による分類分けされるのが一般的である。
これは物語本編の時代を描いた作品も人気はあるが、それよりも親世代(主人公ハリーの父ジェームズやスネイプの学生時代を描く創作)の人気が突出しているためである。
本編の時代は子世代と呼ばれ親世代と区別されることがほとんど。
また、ハリーたちの息子の学生時代を描く孫世代や、若き日のトム・リドルを描く爺世代なども人気がある。
時系列
創設者
ホグワーツ創設者の4人の若き日を描く。10世紀ごろ。なお死の秘宝のペベレル3兄弟は13世紀の人物であるため創設者の後~ダンブルドア世代の間である。
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ダンブルドア世代
アルバス・ダンブルドアとゲラート・グリンデルバルドの青年時代を描く。後述の爺世代(狭義)に含む場合もあるが、年代的には大きくズレている。そのため曾爺世代などと呼ばれることもあるるが、特に名称は定まってはいない。ここでは便宜上ダンブルドア世代とした。
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ニュート世代
ファンタビ主人公であるニュート・スキャマンダーやその同級生であったリタ・レストレンジらの学生時代を描く。特に世代名があるわけではない。(つまりニュートらの学生時代の二次創作が一ジャンルになってはいない) が、時系列の解説上ニュート世代と言う語を用いた。
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ファンタビ
ファンタビ本編開始。
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爺世代
トム・リドル(1926年)、ルビウス・ハグリッド(1928年)などの学生時代を描く。
シリウスの両親:オリオン・ブラック(1929年)、ヴァルブルガ・ブラック(1925年)もこの世代。ドラコの祖父アブラクサス・マルフォイの生年は不明だが、ファンの認識としては含まれているようだ。ミネルバ・マクゴナガル(1935年)はトム・リドルと在校時代が被っていないが、ネビルの祖母のオーガスタや、ハッフルパフの寮監のポモーナ・スプラウトとは在校時代が被っている。
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親世代
セブルス・スネイプ、ジェームズ・ポッターらの学生時代を描く。彼らより年長であるルシウス・マルフォイやベラトリックス・レストレンジらも含む。この世代が織り成す入り組んだ人間関係が、物語をより複雑にしている。
3巻、5巻、7巻および書き下ろしの短編などに、彼らの若かりし頃の物語を垣間見ることができる。
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ホグワーツミステリー/兄世代
アプリゲーム「ホグワーツミステリー」の本編。ハリーの3~8年ほど年上の人物を兄世代と括る(詳しくは後述)が、彼らの中でも年長のビル・ウィーズリーやチャーリー・ウィーズリーらがここで登場する。
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兄世代
ビル・ウィーズリーからフレッド&ジョージまでの世代の人物を描く創作。時代設定がハリポタ本編である1991年度以降と被っている作品も多い。(特にフレッド&ジョージの学年) このような事情もあり子世代へと含まれることも多い。
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子世代/ハリポタ
ハリポタ1作目から7作目までの本編(1991年度から1997年度)。
主人公ハリー・ポッターの世代。大半の登場人物、特にホグワーツの生徒は兄世代の区分を用いなければ多くがここに分類される。
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孫世代/呪いの子
ハリー、ロン、ドラコ等の子供達の世代。7作目の最終章に少しだけ登場する。
8作目「呪いの子」ではアルバス、スコーピウスを中心に物語が進行していく。