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トレーナーバトル(ポケモンGO)の編集履歴

2020-02-02 22:30:42 バージョン

トレーナーバトル(ポケモンGO)

とれーなーばとる

トレーナーバトルとは、主にポケモントレーナー同士がバトルすること。ここではポケモンGOのそれについて扱う。

概要

ポケモンGO」における対人戦(PvP:Player vs Player)はサービス開始当初から待ち望まれていたが、2018年12月のアップデートによって遂に実現された。


仕様

相手にポケモンを見せ合うことなく双方3匹ずつ手持ちに入れ、シングルバトル形式で行う。バトルツリー等で行われる形式と思えばよい。


ジムバトルやレイドバトル同様通常技を使い続けるとスペシャルアタック(これまでゲージ技と呼んでいたが、トレーナーバトルにはゲージがないためチャージ技と呼ばれる)が使えるようになる。

だがスペシャルアタックの仕様が通常と大きく異なる。


  1. スペシャルアタックを使用した時、試合がいったん中断される。5秒の間に画面に表示されるマークをスワイプすることでパワーを貯めて放つ
  2. スペシャルアタックを使われた相手はシールドを張るかどうかの選択を迫られるが、それ以外の行動は取れない。シールドを使えば完全無効化できるが、使用できるのは1試合2回まで
  3. 両方が同時にスペシャルアタックを使うことはできない。発動が被った場合攻撃が高い方が先攻となる
  4. スペシャルアタックを受けたとしても自分のスペシャルアタックに必要なチャージは一切変化しない

この他「避けるコマンドが存在しない」「技威力やチャージ必要量が通常とは異なる」など、独自の仕様が多い。

交代についても厳しく、1回交代すると一定時間(30秒ほど)経過するか倒されるまで再交代ができない。なお交代した時にそれまで溜めていたチャージ分は保ったままになる。

一部の技で能力が上昇したり下降したりするが、これは交代した時にリセットされる。


リーグ

以下の3つに分かれている。


  • スーパーリーグ(CP上限1500)
  • ハイパーリーグ(CP上限2500)
  • マスターリーグ(無制限)

何とCP制限が設けられ、これによって最大CPの高いポケモンのフル強化こそ最強とされてきた状況が一変してしまったのだ。

特にスーパーリーグは一部伝説が使用できないことから、マリルリチルタリスブラッキーエアームドなどこれまで最大CPが低く注目されなかった様々なポケモンが活躍の場を広げるきっかけになっている。

耐久が高いポケモンの場合最大CPが低いこともあり、制限内で高耐久を実現できるとあって目下引っ張り凧である。


対戦できる相手と報酬

近くにいるプレイヤーと戦うのが一番イメージしやすいが、フレンド機能により「親友」以上になれば遠距離でも戦うことができる(もちろん双方がアプリを起動してあり、かつOKを貰えればの話だが)。

なお、相手がいなくてもチームリーダー(キャンデラブランシェスパーク)と何度も戦うことができる。こちらは使用ポケモンが決まっているほか、シールドを使ってくるタイミングも決まっているので対策が立てやすい。


報酬は「チームリーダーと戦うことで1日1回」「他のプレイヤーと戦うことで1日3回」貰うことができる。この報酬には何と「シンオウの石」が含まれ、フレンドに乏しいユーザーからは怨嗟の声が漏れている。

まあ「勝っても負けても報酬の確率に変化はない」のは救いだが。


GOロケット団とのバトル

2019年7月からはGOロケット団のしたっぱと、同年11月からは幹部およびボスのサカキとトレーナーバトルを行うことができるようになった(サカキは月に一度挑戦できるスペシャルリサーチ限定だが)。

バトルのシステムは概ね通常と同様だが、スーパーリーグが存在しない戦闘後にポケモンのダメージが回復しない(キズぐすりで回復させる必要がある)という違いもある。

また、バトルに勝っても通常のPVP関連のメダルには回数が加算されない(ロケット団関連には“ヒーロー”という別のメダルが存在するため)。


報酬に関しても受け取れる回数には制限はなく、バトルに勝利すれば、1日に何回でも受け取ることができる。したっぱの場合、報酬は星の砂×500とロケットレーダーの作成に必要なアイテムである「ふしぎなパーツ」で固定されているが、幹部の場合、各種回復アイテムの他、なんと運が良ければ進化アイテムである「イッシュのいし」を入手できる。確率はそこまで高くはないが、狙ってみる価値はあるだろう。

さらに、勝利後には相手の持っていたシャドウポケモンを1匹捕獲することができる。個体値はランダムだが、リトレーン(浄化)すれば実用レベルの個体値になる可能性もある(稀にリトレーンする必要がない程の高い個体値の者を捕まえられることもあるが)ため、ぜひ狙っておきたい。幹部およびサカキの場合、低確率ながら色違いの個体を落としていくこともあるため、運よく遭遇出来たら絶対に手に入れておきたい。


なお、シャドウポケモンは通常の個体と比べて攻撃力が飛躍的に上昇しているため、耐久の低いポケモンだと苦戦を強いられることが多い(例えば、カイリキーのような低耐久高火力型のポケモンに、攻撃力の高さにものを言わせてゴリ押しさせようとすると、あっさり返り討ちに遭ってしまうことも珍しくない)。

また、幹部は攻撃力だけでなく耐久面でも底上げされているらしく、さらにしたっぱとは異なりシールドも使用してくるので、したっぱの時よりも攻略難易度が上がっている。


こうしたこともあり、通常のトレーナーバトルと同様、多少火力は落ちても、耐久性の高いポケモンを使用した方が結果的に安定して戦いを進めやすくなることもあるため、タイプ相性だけでなく、そのあたりも念頭に置きながら戦うポケモンを選ぶようにしたい。

また、幹部を相手にする際には、開幕後にシールドをいち早く消費させる必要があるため、発動コストの少ない小技を取りそろえたポケモンが重要視されやすい。


現状

上記のように、トレーナーバトルはジム戦やレイドのような単純な力推しで片づけられるようなものではないため、これまであまり日の目を見ることがなかったポケモンにも多数スポットが当たるようになっており、その点を評価する声は多い。


……が、残念ながら海外はともかくここ日本ではお世辞にも流行しているとは言い難いのが現状である。

そもそも遠距離でできる条件が厳しく(フレンドとの友好度を“親友”まで上げないと遠距離での対戦が行えない)、原作とは異なり個体厳選も任意で行うことができない(野生やレイドなどでたまたまゲットしたものを採用するしかないため非常に効率が悪い、交換で任意の個体をもらうことすら不可能)といったことが原因で、参入までのハードルが異様に高いためである。

しかも相棒機能の充実により「相棒にしている時にだけ最高状態」のポケモン(CPが上昇しちょうどいい値となるため)などというよく分からないポケモンまで出てくる始末。

そんなに難しいゲームではなかったはずなのだが……

場合によっては過去覚えられた技を覚えた個体まで投入しなければいけない有様。いつぞやのこいつらである。これはいけないと踏んだか公式が遂に過去覚えられた技の復活に乗り出した。どうして最初から残さなかった。


また、そもそも日本では、(ポケモンに限らず)元より海外と比べてオンライン対戦の人気が低めという事情もあり、これもトレーナーバトルの不人気の一因となっている可能性がある。

そして肝腎の本編トレーナーも仕様の違いやバトルの単純さに愕然として食わず嫌い状態であることが多い。


GOバトルリーグ

2020年1月30日から実装されたシステムで、原典でいうところのランクマッチに相当するもの。

現在は調整のための様子見も兼ねたプレ・シーズンが開催中(3月10日早朝まで)であり、この間にスーパーリーグ→ハイパーリーグ→マスターリーグが順次開催されていく。3月11日以降にシーズン1が開催される予定。


内容は、他のプレイヤーと対戦を重ねることでランクを上げつつ様々な報酬を獲得していくというものになっている。対戦する相手は通信している世界中のユーザーの中からランダムで選ばれるため、フレンド同士の対戦のように中々マッチングできなくて気を揉む…といった心配はないのでご安心を。なお、対戦は最初の5回は無償で挑戦できるものの、それ以降は3km歩くか距離に応じて一定のポケコインを支払って距離を短縮させないと参加ができない。また、ある程度の公平性を期すために挑戦できる回数に制限が設けられており、1日25回までしか挑戦することができない。


ランクは1~10まであり、1~3までは対戦を重ねていけば勝敗に関わりなく昇級することができるが、ランク4~6では通算5勝しなければ昇級することができない。7~9になるとレートをある程度上げないと昇級ができなくなるので、勝率も重要になってくる。

最高ランクの10になると、昇級がなくなり、レートを上げることのみが可能となる。


新登場したズルッグは現状では野生・タマゴ・レイドリサーチ報酬のいずれでも登場しておらず、ランク4以上の報酬限定での入手となっている。

このため、図鑑の完成を目指す上でもGOバトルリーグへの参加はほぼ必須であると言える。

また、シーズン1ではマスクド・ピカチュウが一定以上のランクに昇級したプレイヤーへの報酬として実装されることが告知されている。


このように、対戦に応じてレートの上昇やそれ相応の報酬が得られるようになったことで、ようやく日本でも対戦が一定の盛り上がりを見せるようになってきており、上記の課題に関してはある程度の解決が図られたと言える。


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