ナイフ眼魔
ないふがんま
「キリキリ・サクサク・ジャ〜クジャク・ナイフ♪ 美女の魂、切り裂きたいナイフ!」
CV:坂口候一
初代ナイフ眼魔
第17話「絢爛!幻の女王!」に登場。
眼魔アサルトとハサミが合体して実体化することにより誕生した眼魔怪人で、大きなシルクハットや赤い仮面など、今までの眼魔怪人に比べゴテゴテとした上半身が特徴的なシルエットをしている。
口調は陽気だが、その性格は猟奇的かつ残虐性に富んだ性格をしている。
眼魔世界の新幹部・イゴールの実験助手を担当しており、実験場に定めた場所において、上記の歌を歌いながらモルモットに定めた女性たち(赤いものを身に付けているのが条件のようだ)を通り魔的に次々に襲っては、その魂を奪い取っていた。
両腕が巨大な鋭い刃物となっており、これで切り付けられ致命傷を負った者の魂を奪い取る事ができるほか、背中のタンクからは特殊磁場を生み出す紫色の霧を両肩の噴出口から噴出して辺り一帯を包み込み、霧に紛れて犠牲者に襲いかかる。
最後は「オメガドライブ ヒミコ」を受け爆散し、鋏はイゴールに回収された。
二代目ナイフ眼魔
第43話*「接続!天才少年!」に登場。
三代目青竜刀眼魔と共に、デミアが配布したコンタクトレンズのサーバーを止めようと動いていたタケル逹の前に出現。イゴールによって眼魔コマンドにされた人間達と共に襲い掛かったが、ネクロムも参戦した事で眼魔コマンドにされた人間達を救出され、最期はムゲン魂の「ゴッドオメガドライブ ムゲン」で撃破された。
眼魔スペリオル・ナイフ
「この魂、純度が低い。まるで価値が無い。ゴミだ」
第18話「逆転!神秘な科学!」に登場。
眼魔スペリオル・パーフェクトがナイフ眼魔の力を秘めた眼魔眼魂をプロトメガウルオウダーに装填して眼魔チェンジした姿。眼魔眼魂の絵柄の部分の色は赤色。
恐怖の感情で純度が高まった人間の魂を回収する為に活動を開始した。
闘魂ブースト魂を劣勢に追い込む程の高い戦闘力を持ち、背中から発せられる紫色の霧の磁場を強化したことでヒミコ魂の浄化能力を一切無効にするなど様々な強化がなされている。赤いマスクの眼をよく見ると眼魔スペリオルのものになっており、胸の部分が眼魔スペリオルの印部分にうまくはめ込まれている。
しかし、陰から見ていたニュートンゴーストアイコンがアカリが御成の2人が互いに揺れぬ思想を持ちながらも互いに認め合っている様子を見て考えを改め、水と油の関係だったヒミコゴーストアイコンと協力することを決意した事で状況が変化。
ヒミコの神秘の力とニュートンの反重力の力を掛け合わせた「オメガシャイン」で霧は一気に浄化され、最期は闘魂ブースト魂の斬撃を強化するタイプのオメガドライブを受け爆散した。
しかし破壊されたのは眼魔眼魂だけで、変身者のイゴールは傷を負いながらも無事で「今回は計算外でした」と言葉を残し、眼魔世界へと帰還していった。
28話では逃げ出した音符眼魔と画材眼魔を消去するため再びこの姿に変身し、彼らを守ろうと飛び出しきた御成に斬りかかろうとするも、ジャベルが変身した眼魔スペリオルにプロトメガウルオウダーを攻撃されて変身が解けてしまった。
偉人モチーフ
かつてイギリスを震撼させた連続殺人鬼・切り裂きジャックことジャック・ザ・リッパー。モチーフのジャックが数々の売春婦を殺害したという事から魂の対象を女性にしたり、ヒミコ魂の対決が実現したと思われる。
余談
イゴールからは「ナイフ眼魔」と個体名で呼ばれており、眼魔怪人の中では本編中で個体名で呼ばれた初のケースとなった。
ハサミの意匠があるのは、ストレートにナイフをモチーフにして生々しいデザインになるのを防ぐため。
また、声を演じる坂口氏は『百獣戦隊ガオレンジャー』にて、本作における敵・オルグの一人のヤバイバの声を演じており、このヤバイバが主に使う武器もナイフである。
関連項目
マシンガン眼魔:同じく偉人ではなく犯罪者がモチーフで、融合した物の名前と名称が違う眼魔。こちらも後にスペリオルが変身した。
キラーナイブ ソード・ロイミュード(ナイフがモチーフのライダー怪人関連で)