もしかして→静岡放送
概要
基本的に現在のジャンプ漫画は左ページから扉絵が始まり、1エピソードは19ページのため、左ページで終わる。つまり1エピソード収録するごとに1ページ空き(右ページ)が出来るわけで、単行本の際にはそれらのページを漫画家と編集部が好き勝手に埋めることになる。例えば他の漫画だと
- 原作のコマやイラストの切り抜き(キン肉マン、HUNTER×HUNTERなど)
- キャラクターの設定紹介(和月伸宏作品、トリコなど)
- 作品の解説(DEATHNOTE、SKETDANCEなど)
- 小ネタ鉛筆画(BLEACH、めだかボックス、黒子のバスケなど)
等によりこれらのページは埋まる。
『ONEPIECE』では当初は没設定の紹介、海賊史に関する豆知識などでページを埋めていたが、次第に物語が進むにつれて謎が深まるばかりになり、ファンレターにも本作に関する質問が多くなっていった。それにより、作者の尾田栄一郎も「質問を(S)募集(B)するのだ(S)」と言うコーナーを設け、同時にキャラのファンアートを紹介する「ウソップギャラリー海賊団」も同時期に開催された。
タイトル欄のカットは最初は尾田氏が描いていたものの、途中から登場キャラが原作のシナリオに追いついてしまい、このカットも募集するようになった(メイン画像は62巻に掲載された公募カット)。
基本的に質問はものすげーバカな物ばっかりであり、中には理不尽なリクエストや作画ミスの指摘、尾田っちイジリなども多く、ハガキ職人も結構いる。とはいえ真面目な質問も結構存在するため、ジャンプだけ読んでいてはわからない情報なんかも書かれていることが多い。また、核心に迫りすぎる質問や、読者の反応を知りたいケースにおいてはわざと結論がはぐらかされる。
一時期、麦わらの一味の担当声優へのSBSのコーナーもあった。
本スペースで明らかになったことの例
- 各キャラクターの年齢やら好物やらといったプロフィール
- 大航海時代あるある
- 海軍大将のモットー
- 海軍の階級および、本部と支部の違い
- ワンピ世界における地理・気候条件
- 作中で省略されたネタの数々(例:脱獄したクロコダイルはいつ着替えたのか、など)
- ジャンゴのアゴは茸
- フランキー一家結成秘話
- X・ドレークの過酷な半生
- 悪魔の実の上位互換、類型
- ウソップのゴーグルとポップグリーンの入手方法
- あまりに多すぎるビッグ・マムの子女たちの情報
- キャラクターや物語の元ネタ(実在の海賊、昔話や伝承、映画など)
関連項目
刀擬人化:こちらも悪ふざけで公式化