解説
名前は「家畜に有毒」の意。ユリ、バラ、ユキノシタ、ジャスミン、メロン、バナナ、キイチゴ、フランス松露(多分トリュフ)、ある種のラン(球根がちんこに似る系)であるとされ、あと英国ではブリオニア、と言うことになっている。
根の部分が人間(男、女、ふたなり)の様になっており、地面からひっこ抜くとこの世のものとは思えない叫び声を上げる。この声を聞いた者は即死すると言われている。
プリニウスによれば、男マンドラゴラは白く、女マンドラゴラは黒い。
夜には蝋燭ほどの光を放って発光する。また完全に成熟すると地面から這い出し、辺りを徘徊するという。
後述する方法で抜いた後、赤ワインできれいに洗い、紅白模様の絹にくるんで小箱へ入れ、金曜日にはお風呂へ入れるとか新月には新しい服を着せてやるとかお世話をすると、銭をくれたり未来を話したりするとされる。
とにかく犯罪(窃盗系)を犯したものか(自白を強要された人でも可)その家系の、野郎が童貞のまま裸で絞首刑になった時に、でる精液だかおしっこだか涙が染みた大地から生えるとされる。
採取方法
採取するには三回十字を切ってから、周囲の土を掘り起こして、長いロープを巻き付け悲鳴の届かない位置にまで移動し引き抜く、という方法が一番良いとされている。
その他、耳栓をして引っこ抜く、犬(完全に全身真っ黒なわんこが良いとされる)に引っこ抜かせる手もある。
その際、上述の通り、叫ぶほか走って逃げるので、「女性の尿あるいは経血をかける」と止まるとされる。
薬効
余談
マンドラゴラはナス科の植物として実在する(マンドレイク)。麻薬効果により薬として鎮痛・鎮静が期待できるが、強力な神経毒でもあり幻聴や幻覚、最悪は死に至るため現在はほとんど用いられない。春咲きがオスの花・秋咲きがメスの花と思われていたため、別名:恋なすび。ヘブライでは「媚薬の実をつける」事になっており、旧約聖書の雅歌7:14では、マンドレイクが「匂いを放って」「(娘の家の)扉(体のくぱぁとする部分を表す)の前にぶら下がる」と歌われる。
関連イラスト
ファイナルファンタジー11
頭に葉っぱの生えた歩行植物。知能はあるようだが感情らしきものは無いらしい。
亜種としてリコポディウムなどが居る。
テイルズオブシリーズ
オーディンスフィア
上段左『オニオンヌ』上段中央『ハバニール』上段右『トリカブ』
下段左『ターニー』下段右『カロッチオ』
作中に登場する魔法や料理の材料になるもの。
最初は地面に埋まっており攻撃を加えることで地面から飛び出し画面内を動き回り、もう一撃攻撃を加えると動かなくなり入手できる。