概要
ギガンテスとは元々大地の女神ガイアから生まれた巨人族「ギガス」の複数形であり、神々に後に「ギガントマキア」と呼ばれる戦争を起こした。
その後、ヘラクレスを味方につけた神々に撃退されてしまったらしい。この時彼らが武器としたのは樫の木であったらしく、それが今のイメージに繋がっていると思われる。
ドラゴンクエストでは
初登場はドラゴンクエスト2。その後もⅤ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹなどに登場している。
一つ目且つ一本角で、緑(青)色の巨人のモンスター。しかし見た目は鬼に近い。筋骨隆々の体格で脚の指は三本だが、手の指は4本だったり5本だったりとマチマチ。常に半笑いで、手には大木を枝葉だけ削ぎ落したかのような棍棒を握り締めている。
多数のシリーズに出演していることや、シンプルながら完成されたインパクトのあるその外観により、モンスターの中でも高い知名度を誇る。「名前がわからなくてもどこかで見覚えがある」といった具合の人も多い。
序盤で出現(戦闘)することはシリーズを通してあまりなく、基本的に中盤から終盤にてよく関わる。
ドラゴンクエスト8では、暗黒神ラプソーンの怒りが実体化したという設定がある。
これといった特技はないが、HPと攻撃力が高いため、主に肉弾戦を得意とする。
Ⅱでは倒すと稀に「はかいのつるぎ」を落とす。
威力は最強だが呪われており、そのままでは使いづらい。
…が、ある裏技で一躍有名となった。
ギガンテス系のモンスター
ギガンテスの下位種の青い一つ目巨人のモンスター。
使用する技はギガンテスと変わらず、こちらはギガンテスほどの脅威はない…のだが、やはりこの系統の例に漏れない高いHPと攻撃力を兼ね備え
「 よ く き た な 、 こ い つ は 挨 拶 代 わ り だ ! 」
とでもいわんばかりに痛恨の一撃を繰り出してくる。出会った当初では十二分に強敵で、下手をすれば死につながるので油断してはいけない。
初登場となるⅡでは、武器を持っていない。
オレンジの体色が特徴で、高い攻撃力と2回攻撃で、1人に集中攻撃してくる。
ドラクエ9でも、宝の地図のボスとして登場している。
痛恨の一撃の他に土属性の全体攻撃「ランドインパクト」を放つ。
- ラマダ
イブールに仕える神官。
大神殿でマーサ(主人公の母)になりすましている。
ベギラゴンなどの高位呪文を唱えるほか、呪文に対する抵抗力が高い。
- 闇夜の巨人
ドラクエ10で登場したモンスター。目が赤く、真っ黒な巨人のモンスター。
外伝ストーリーのクエスト「偽りの星詠み」のボスモンスターとして登場。
「ランドインパクト」を使ってきたり、痛恨の一撃を出してくる。
- ゴールデンタイタス
ドラクエ11で登場した金色のギガンテス。
痛恨の一撃やだいちのいかりに加え連携技として大地の激昂まで使ってくる。
- ミルドロプス
ドラクエ11・3DS版限定モンスター。とある条件を満たすことで戦うことのできる、第5の魔王の力を受け継いだモンスター。
- ギガンピック
星のドラゴンクエストのマルチ専用の関東地方のご当地クエストのボス。
モチーフは名前の通りオリンピックであり棍棒の代わりに聖火ランナーみたく聖火を持っている。
- ボウジェン
星のドラゴンクエストのストーリーモードのシーズン2に登場するボス。
通常のギガンテスとは比較にならない程の巨体を誇る。
呪眼の先行による呪い+すばやさダウンや味方全体に痛恨の一撃を繰り出してくるかなりの強敵となっている。
遊戯王OCG
遊戯王にも「ギガンテス」という同名のモンスターが存在する。
1つ目ではないが、一本角の巨体・服装や棒装備などドラゴンクエストのものと一致する点が多く見られる。ちなみにこちらは赤みがかった身体をしている。
☆×4 1900/1300 地属性 岩石族
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の地属性モンスター1体をゲームから除外して特殊召喚する。
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
通常召喚できずやや扱いが難しいがそれなりの攻撃力と強力な効果を併せ持ち、今でも【ガジェット】【スクラップ】など地属性主体のデッキに複数採用される事がある。
特殊召喚で出て来るためシンクロ素材などにし易く、効果も倒される必要があり自分のカードを巻き込んでしまう欠点はあるものの禁止カード「大嵐」と同様のものであり、大打撃を与えられる。