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概要

手持ちに入れて歩くことで、ポケモンが産まれてくるというもの。初登場はGSC

例えば、同じ種類のポケモンで♂と♀の個体を特定の環境で一緒に飼育していると、タマゴが発見されることがある。そのタマゴから生まれたポケモンは元の2匹のポケモンの能力を引き継いでいる場合が多いことから、これらポケモンは親子関係にあると推測できる。

タマゴの存在はウツギ博士によって確認された。彼は「ポケモンはタマゴを生み、手持ちに持たせて動いているとタマゴが孵る」という考えを発表した。しかし、ポケモンがタマゴを「産んだ」瞬間が目撃された例は非常に少なく、研究者が注意深く観察していても、いつのまにかポケモンがタマゴを抱いているとされている。そのため、「産んだのではなくどこかから運んできたのではないか」という説を唱えるポケモン学者もいる。現在に至るまで一貫して「タマゴが発見された」という表現を劇中で用いているのはこの理由のためである。

生まれてくるポケモンのレベルは、第2・3世代はレベル5だったが、第4世代以降はレベル1である。

ゲーム作品ではマナフィの物を除いて緑色の斑点が模様として刻まれているが、ポケモンGOでは斑点部分が黄色や紫色になっているタイプ、アニポケでは生まれてくるポケモンをイメージさせる模様になったタイプが確認されている。

ゲームでの入手条件

  • ほとんどの場合、タマゴグループの一致している♂と♀のポケモンを育て屋に預けると♀のポケモンの一番進化前のタマゴが貰える。複数のタマゴグループを持つポケモンの場合、どれか1つが相手と共通していればいい。一部のポケモンは、そのままだと進化後の姿の状態で生まれてくる。対応するおこう系アイテムを親に持たせていた場合のみ、進化前の状態で生まれてくる。
  • メタモンは、どのポケモンと預けても、相手のポケモンの一番進化前のタマゴが貰える。

性別不明のポケモン、♂しか存在しないポケモンはメタモンと一緒に預けると発見出来る。タマゴ未発見グループのポケモンとメタモンのタマゴは見つからない。ニドリーナおよびニドクインはタマゴ未発見グループだが、これらの進化前のニドラン♀のタマゴは存在する。進化前のニドラン♀のみ親にしてタマゴを発見することが出来る(タマゴグループが全く別の物に変わってしまう珍しい例)。

  • 一部イベントで入手出来るタマゴもある。例として、

ふしぎなタマゴ

なぞのタマゴ

蒼玉

初登場は、無印カントー編のカスミのトゲピー。以降、各シリーズ毎にサトシ一行(サトシも含めて)の誰かが、タマゴを孵化させている。

シリーズ孵化したポケモン孵化させたトレーナー備考
無印編トゲピーカスミアニポケ初の、ポケモンのタマゴ
無印編ゴマゾウサトシサトシ初のタマゴから孵化したポケモン
無印編ヨーギラスサトシ手持ちではなく、親のポケモンに返すまでの一時預かり
AG編イーブイハルカ
DP編ピンプクタケシタケシ唯一のタマゴから孵化したポケモン
DP編ヒノアラシヒカリアニポケ初のタマゴから孵化したポケモン御三家
BW編ズルッグサトシ
XY編オンバットサトシ
SM編アローラロコンリーリエ

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