1.牛のこと。
ウシ目の動物の内、ウシ科ウシ属に分類される動物、更に狭義にはその中でもヨーロッパなどに分布していた野生種(オーロックス)から改良されて作られた家畜。現在オーロックスは絶滅し、家畜種だけが現存する。楔型の体型、短いが頑丈なツノ、毛の無い鼻面(生物学的には「鼻鏡(びきょう)と呼ぶ)、上顎に歯が無い事が特徴。全て植物食(草食)。
家畜としては、ヨーロッパ系の品種とアジア系の品種(インド牛、ゼブ)の二系統に大別される。古くから乳用・肉用・役用として改良され、現在はホルスタインやヘレフォード、褐毛和種などの品種が普及している。
2.ウシ目の動物。蹄が4つの哺乳類(偶蹄類)。なお、現行の分類ではクジラも類縁だとわかったため「鯨偶蹄目」となっている。
ウシの仲間(鯨偶蹄目)
- ウシ(牛、丑)
- シカ(鹿)、トナカイ、シフゾウ(四不像)
- アンテロープ
- キリン
- ヒツジ(羊、未)
- ヤギ(山羊)
- ブタ(豚)、イノシシ(猪、亥)
- カモシカ、レイヨウ、ガゼル
- ヌー、スイギュウ
- バッファロー(バイソン)
- ラクダ、ラマ(リャマ)、アルパカ、グアナコ、ビクーニャ
- ペッカリー
- カバ
- プロングホーン
- ジャコウジカ
- アンテロープ
- クジラ、イルカ、シャチ