アンテロープ
あんてろーぷ
哺乳綱(Mammalia)ウシ目(Artiodactyla)ウシ亜目(Ruminantia)ウシ科(Bovidae)に属する動物のグループの総称。レイヨウとも呼ばれる。
「レイヨウ」や「アンテロープ」は生物学的な分類名ではなくあくまで総称であり、レイヨウまたはアンテロープとされる動物は科としてはウシ科に属する。
ガゼル、インパラ、ウォーターバック、ボンゴ、オリックス、ヌーなどが代表的。最大種はジャイアントエランド。
見た目はシカ科の動物に似ている種類が多いが、シカ科は角が生え変わるのに対し、ウシ科に属するアンテロープは基本的に生涯を通して角が生え変わる事はない。
古来日本においては「カモシカ」と呼ばれており、「カモシカのような足」という言葉の「カモシカ」はこのアンテロープ類のことであって日本に生息するニホンカモシカのことではない。
非常に美しい姿を持つ動物が多いにもかかわらず、日本におけるアンテロープやレイヨウの知名度は低い。
ガゼルやインパラなどの有名で代表的なアンテロープ類であってもその動物を見た際に即座にその名前が出せるという人は少なく、「よく動物番組でライオンとかに食べられてるシカっぽい動物」程度の認識しかないことが多い。
また、『もののけ姫』に登場するヤックルはこのアンテロープ類をモチーフにした架空の生き物であるため、アンテロープ類という名称について知識の無い人がアンテロープ類もしくはアンテロープをモチーフにしたキャラクターを見た際に「ヤックルみたい」という例えを使うことがよくある。
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