ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アフターマン

あふたーまん

アフターマンとは、イギリスのサイエンスライター、ドゥーガル・ディクソンによる架空の生物図鑑である。
目次 [非表示]

解説編集

人類滅亡後(二十世紀初頭辺り)、5000万年経った地球に生息する動物達の生態を描く、架空動物の図鑑の体裁をとる。

5000万年経っている訳だから大陸も盛大に移動・変型しており、人類という強力な淘汰圧を生き延びた動物達が適応放散し、生態的地位に応じて進化する様は強烈な印象を残す。


メイン画像のイラストは同著に登場し、ダイヤモンド社版では表紙も飾った「ナイトストーカー」。出来たばかりの火山に最初にたどり着いた陸生脊椎動物がもし鳥ではなく翼手目だったらという想像の下に生み出された、陸生捕食動物である。(※脚に見えるのは元はで、鉤爪が生えているのが後ろ足に当たる。で歩き、で獲物を捕まえるのだ!)

他にも

絶滅したクジラに取って代わった巨大ペンギンヴォーテックス」、

有袋類からそっくりに進化した袋猿「チュカブー

オオカミ並に巨大化して集団で獲物を襲うネズミの末裔「プレデターラット

・熱帯雨林の減少で肉食性へと移行しライオンのような捕食者に君臨したゴリラの子孫「ホレーン

など、よくこれだけ考えたといいたくなるような未来生物が多数。

みんなのうたでアニメーションと共に放映されたので、覚えているユーザーもいることだろう。


なお、著者は他にも滅ばずに進化した恐竜の図鑑"新恐竜"、「折角なので人類も進化させてみた」"マンアフターマン"、「5000万年? 今度は500万年後、1億年後、2億年後までやってやるぜ」"フューチャー・イズ・ワイルド"など、架空戦記ならぬ架空進化ジャンルで独走中である。




余談編集

実はみんなのうたにて本著を元に曲が作成されていた。歌っていたのはONEPIECEナミ等で有名な岡村明美氏。

但し、著作権に当たるためか現在オリジナルの動画はYoutube等では削除されている。


関連タグ編集

鼻行類 マンアフターマン クリーチャー

ドゥーガル・ディクソン

みんなのうた みんなのトラウマ


参考:類似した書籍編集

  • 未来の奇妙な動物大図鑑(2015年 宝島社)
  • 驚異の未来生物 人類が消えた1000万年後の世界(2017年 創元社)
  • ‟もしも″絶滅した生物が進化し続けたなら ifの地球生命史(Graphic voyage)(2021年 技術評論社)

関連記事

親記事

ドゥーガル・ディクソン どぅーがるでぃくそん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 695265

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました