概要
南太平洋に存在するハイアイアイ群島で、独自の進化を遂げた哺乳類。
モグラやハリネズミの系統から分化し、外界から隔絶された島で独自の進化を遂げたと推測されている。
軟骨や海綿体組織で形成された鼻を持ち、多くの種が名前のごとく鼻で移動を行う。鼻で歩く種の大半は物を掴む為の握力のある尾を持ち、後ろ足が退化している。
他に鼻汁で獲物を釣り上げる種や、花に擬態した鼻で昆虫を誘き寄せて捕らえる種も居る。
島の消滅に伴い、鼻行類も全て絶滅してしまった。
因みにフランスの大統領シャルル・ド・ゴールは、この動物の記録を「鼻が大きな自分に対する当て擦りだ」として激怒。フランス国内での鼻行類の研究・記載を一切認めなかったと言われる。
主な種類
オオナゾベーム
注記
鼻行類は、学論文を模した書籍「鼻行類」にて発表された想像上の生物群である。
荒唐無稽な設定ではあるが論文の体を成していたため、日本語版が発売された際には学者を含む多くの人々が釣られてしまった。