「一家(ファミリー)、集結──────」
「引き裂かれた運命─── いま<世界>が動き出す」
概要
公開日 | 2021年4月 |
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英題 | The Scarlet Bullet |
監督 | 永岡智佳 |
脚本 | 大倉崇裕 |
主題歌 | 東京事変『永遠の不在証明』 |
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第24作目。
シリーズとしては令和への改元後初の作品となる。
2020年に開催が予定されていた東京五輪に合わせてか、本作では架空のスポーツの祭典「ワールド・スポーツ・ゲームス(WSG)」の東京開催を控えているという設定。
またティザーポスターにも描かれている通り、人気キャラクターのFBI捜査官・赤井秀一とその家族が勢揃い。
赤井は『純黒の悪夢』以来5年振り、彼の妹の女子高生探偵・世良真純は『異次元の狙撃手』以来7年振りの再登場を果たす。赤井の弟で世良の兄でもある将棋棋士・羽田秀吉と、兄妹の母親・メアリーは劇場版初登場。
当初は2020年4月17日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期。約2ヶ月後の6月8日に、新たな公開時期が2021年4月になることが発表された。劇場版の公開延期は史上初であり、1997年より毎年公開され続けていた記録が23年連続にして途切れることになる。そのため、2021年の劇場版コナンは2作公開してほしいという声も多い(実際2013年は番外編込みで2作公開されている)。
ちなみに、東京五輪も感染拡大により1年延期されているため、現実と映画の内容のリンクは守られることとなった。延期の主な理由は感染拡大防止と思われるが、現実とのリンクに配慮した可能性もある。
あらすじ
世界最大のスポーツの祭典「WSG -ワールド・スポーツ・ゲームス-」の記念すべき東京開催を迎えようとしている日本。その開会式に合わせて、日本の技術を総結集した、最高時速1,000kmを誇る世界初「真空超電導リニア」が新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅間に開通することが発表された。世間の注目を集める中、名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で突如事件が発生し、企業のトップが相次いで拉致されてしまう異常事態に。その裏には事件を監視する赤井秀一の姿、そして赤井からの指令を待つFBIの姿があった。
コナンの推理により、15年前にアメリカのボストンで起きた忌まわしきWSG連続拉致事件との関連性が浮かび上がり、当時の事件もFBIの管轄だったことが判明する。
果たしてこれは偶然なのか?世界中から大勢の人々が集まる日本で、一体何が起ころうとしているのか?
(公式サイトより引用)
ゲストキャラクター
ゲスト声優担当キャラクター
名前 | 声優 | 備考 |
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石岡エリー | 浜辺美波 | 真空超電導リニアの客席担当。元気で明るい性格 |
余談
- 漢字を英語の当て読みでなくそのまま読ませるタイトルは、『ゼロの執行人』以来3年振り。タイトルに片仮名が一切含まれないのは『業火の向日葵』以来6年振りとなる。
- 秀吉の恋人の警視庁交通課婦警・宮本由美はかつて『探偵たちの鎮魂歌』に登場しているが、台詞なしのわずかな場面だったため、本格的な劇場版への登場は今作が初となる(番外編『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』には台詞付きで登場している)。
- あの安室透と双璧をなす赤井秀一が主要キャラということもあり、Twitterでは早速「赤井の女」「赤井秀一を100億の男にしよう」といったTLが上がっているとか・・・・・