「愚かな人間共に神罰を下す。だがその前に、懺悔の時間をくれてやろう。この炎が燃え尽きるまで、思いつく限りに命乞いをするが良い」
「母親を助けたければ、茨の園を司る冥府神を倒せ……」
CV:稲田徹
データ
身長:50.9メートル(縮小時・226センチメートル)
体重:25.5トン(縮小時:113キログラム)
武器:マグマ烈火球(れっかだま)
マグマ烈火棍棒(れっかこんぼう)
得意能力:炎の眼光
マグマ炎爆弾(えんばくだん)
概要
冥府十神の中の五武神の1柱で、炎とマグマの力を操る冥府神。炎の魔神である点は原典のイフリートと同様だが、こちらは全身がマグマと岩石に覆われた姿をしており、よりゴツイ印象を受ける。
その外見通り、身体の内外には常に2000℃以上の灼熱のマグマが煮え滾っており、性格も激しく直情的。
眼光で睨んだ物を一瞬にして焼き尽くす能力を持ち、どんな攻撃もその身体には届く前に蒸発してしまう為、戦闘で傷を負った事が1度も無い。更に身体には大きな顔の様な模様があり、その口にあたる部分からマグマの塊を吐き出す事で相手を殲滅する。
活躍
裁きの石版によって第一の神罰執行神に選ばれると、「タワーに蝋燭の如く巨大な炎を灯して人々に懺悔の時間を与え、それが燃え尽きた時に再び現れて全てを焼き尽くす」と言う神罰の執行を画策。
駆けつけたマジレンジャーの攻撃を難無くいなし、更に絶望を与えるべく「鉄塔に灯した炎が消えるまでに6人を倒す」という神罰を追加する(※この神罰の設定が後に自身の破滅に繋がる結果となってしまう事を当人は知らない)。
だが、新たにブルーが会得した呪文によって大量の水が出現。それを浴びた事で体温が低下し、その隙にマジシャインの攻撃を喰らって大ダメージを負う。
直後に巨大化すると、炎属性であるマジレジェンドの必殺技を無効化、圧倒すると言う強さを見せ付けるも、追加した神罰の執行時間をオーバーした為、冥府神ダゴンによって粛清される結果となってしまう。今わの際、彼らの母親の居場所について上記のヒントを言い残すと、まるで魂が抜けたかの様に石化し、そのままバラバラに砕け散って逝った。
余談
裏設定では元天空聖者らしく、炎の存在しないインフェルシアで炎を操る能力を持つのはそうした背景かららしい。
声を演じた稲田氏は昨年の『特捜戦隊デカレンジャー』にてドギー・クルーガーと言うヒーローサイドのキャラの声を担当していた。
ちなみに稲田氏は今作がベースとなった『パワーレンジャー・ミスティックフォース』においてもイフリートに当たるキャラ、マグマの吹き替えを担当した。
関連タグ
岩石サイマ獣マグマゴレム:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場するマグマ繋がりの戦隊怪人。こちらも最初から巨大な怪人だが、イフリートと違って等身大にはなれない。
ハイネスデューク_シュテン『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場する中の人繋がりの幹部怪人で、グループ中一番手かつ他の幹部に粛清された点が共通。
衛星のターゲイト:『天装戦隊ゴセイジャー』に登場する中の人繋がりの幹部怪人で、初登場と共にやられた。但し、イフリートは週を跨いで登場している為にターゲイト程不遇ではない。
エンデヴァー:声優が同じ炎属性のキャラだが、こちらは味方サイド