「滅亡迅雷.netの意志のままに…」
CV:吉田悟郎
スーツアクター:榮男樹
データ
- 対象ヒューマギア/職業:マモル/警備員
- 身長:194.5cm
- 体重:99.2kg
- 特色/力:哺乳類の絶滅種/牙
概要
『仮面ライダーゼロワン』第2話「AIなアイツは敵?味方?」に登場。
飛電インテリジェンスの警備員型ヒューマギア・マモルが、エカルゼツメライズキーをゼツメライザーに装填して変貌したマギア。
ネズミに酷似した姿を持ち、青い目をしたネズミを模した顔を持ち、ネズミの口部分が複眼になっている。下半身には長い尻尾を生やしており、先端は左肩にぶら下げている。
頭部から伸びた長い牙『カーニボーバ』を自由自在に伸縮させ刺突攻撃に利用する他、素早い動きで相手を翻弄する。
ハッキング能力を持ち、イモビライザーを無視して車両を自身の物にする事が出来る。
活躍
飛電インテリジェンス本社を破壊する為に現れたクエネオマギアの侵入を防ごうとしたマモルだったが、マモルに自我が芽生えた事を見透かしていた迅にゼツメライザーを取り付けられた事でデータを改竄され暴走。
迅と共に社内へと侵入すると或人の目前でゼツメライズして変貌し、或人へと襲いかかった。
そしてイズから「一度データを改竄されたヒューマギアは破壊するしかない」と現実を突きつけられ、覚悟を決めた或人が変身したゼロワンと交戦。
素早い身のこなしで翻弄するが回し蹴りを顔面に受けて吹き飛ばされてしまい、近くに駐車されていたバイクをハッキングして搭乗、その場から逃走する。
ライズホッパーで追いかけて来たゼロワンとバイクチェイスを繰り広げるも、キックを受けてバイクから転落。その後は夕方まで続く長期戦を繰り広げたが、最期はアタッシュカリバーによる「ライジングカバンストラッシュ」で破壊された。
アークマギア(エカルタイプ)
第42話「ソコに悪意がある限り」から登場。
「人間の悪意」をキャッチして負のシンギュラリティに覚醒したヒューマギアが、通信衛星アークの遠隔プログラム改変を受けて変貌した、アークマギアの一体。
姿形はエカルマギアそのものだが、ゼツメライザーを装着しておらず、プログラム改変時に仕込まれたエカルマギアの能力が発現する事で生み出される。
活躍
- 第42話「ソコに悪意がある限り」
名称不明の清掃員型ヒューマギア他、複数のヒューマギアが自らの意思で変貌。
本格的に人類滅亡を再始動した滅が行った極秘通信に応じ、人類を滅亡させる為に動き出す。
イズが説得している最中に不破と刃が現れたことで交戦を開始し、2人が変身したランペイジバルカン、バルキリー、単身で向かったイズの事を追って駆けつけた或人/仮面ライダーゼロツーに滅と他のアークマギア達と共に襲いかる。
最初に変貌した個体はゼロツーがビームエクイッパーで生成したプログライズホッパーブレードの力で元の姿に戻った。
エカルゼツメライズキー
エカル!
"A Magia with sharp teeth."
哺乳類の絶滅種「エカルタデタ」のデータイメージ「ロストモデル」が保存されているゼツメライズキー。カラーはブロンズ。
玩具版で確認できる英文の意訳は「鋭利な歯を持つマギア」。
エカルマギアがゼロワンに倒された後、クエネオゼツメライズキー共々回収されたようで、滅亡迅雷.netのアジトに両方共ひび割れた状態で置かれているのが確認できる。
モデル
モデルの「エカルタデタ」は、新生代の古第三紀(漸新世)〜第四紀(更新世)に渡ってオーストラリアに生息していた哺乳類。下顎の牙が長く突き出ているのが特徴。
今作や雑誌では「ネズミ型」と紹介されているが、エカルタデタはネズミが属するげっ歯類ではなく有袋類に属しており、現存する動物だとネズミよりもカンガルーに近い生物である。ただ、有袋類はかつて「フクロネズミ目」とも呼ばれていたのであながち間違いでも無い。
因みに、武器名の「カーニボーバ」の由来は英語で「肉食」を意味する「carnivore」からと思われる。これはエカルタデタが現存のカンガルーとは異なる肉食性だったため。
余談
- 盗品ではあるが、本作で初めてバイクを利用した怪人である。
- 因みに、車種はホンダ・XR400モタード。転落するシーンでHONDAの文字が映っている。
- 第1クールに登場したマギアの中で唯一再登場していなかった(アークマギアを含む)が、上記の通り、第42話で実に40話ぶりに再登場した。
関連タグ
仮面ライダーゼロワン ヒューマギア 滅亡迅雷.net マギア
ヘルハウンド(ファントム):同じくバイクを乗りこなす第2話初登場の怪人。