演:成松慶彦
解説
株式会社BOARDに所属している青年の社員。
名前の由来は『仮面ライダー剣』に登場するギャレン/橘朔也と、ギャレンのスートであるダイヤを連想させる菱形。
会社ではダイヤのエースに属しており、剣立カズマ、黒葉ムツキの先輩。
エースチームのリーダーという責任ある立場を務めるだけあって責任感が強く、規則を重んじる為、カズマの命令違反を戒めている。
一方で、その命令違反で降格したカズマをムツキが表立って侮蔑した際には、同調する事なくどこか気まずそうに事を静観していた。カズマへの情を捨てきれなかった、あるいは人命を優先して規則を破った彼の行いを完全には否定しきれなかったものと思われる。(BOARDの方針が個人主義、かつカズマを庇えば自分も影響を受けかねないため、自らの保身を優先してしまったと考えるのが妥当かもしれない)
だが仮面ライダーカリスとの交戦中に、ムツキが変身したレンゲルに咄嗟に盾代わりに利用され、その時に受けた攻撃でギャレンバックルを奪われてしまい、四条ハジメの裁量でダイヤの3に降格、ムツキの部下となる。
そして何処かの橋でムツキの命令でアンデッドサーチャーを使い、カリスを探し出してブレイバックルとギャレンバックルを奪い返そうとしたが、カリスの衝撃波を受けて気絶。
そのままムツキと共にハジメに拉致され、ハジメや鎌田と共にジョーカーアンデッドを生み出すための実験材料として細胞を奪い取られてしまった。
その後の動向は不明。(仮面ライダー図鑑では「装置に繋がれていたところを、剣立カズマらによって救出された」と記述されている)
余談
解説欄を見てもわかるとおり、『暴走する後輩達の対処に苦慮する』『後輩の身勝手な行いのせいで降格され、あまつさえソイツの部下として顎で使われる』『挙げ句に上司(社長)に裏切られ、最後は彼らの野心の為の素材にされる』という本家の元ネタになった人物並かそれ以上の不幸キャラにして苦労人ともいえよう。
演者の成松氏は仮面ライダードライブの第16-17話にもゲスト出演した。