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宇宙化猫タマ・ミケ・クロの編集履歴

2020-10-21 21:25:47 バージョン

宇宙化猫タマ・ミケ・クロ

うちゅうばけねこたまみけくろ

『ウルトラマンマックス』に登場したぬこ・・・だったと思う・・・あれ?

データ

  • 体長:45メートル
  • 体重:2万3千トン
  • デザイン:NAKA雅MURA(なかむらまさる)

CBC公式の怪獣図鑑では、完全生命体イフと同じく別名と個体名称が一体になった表記を名前と記述していた。なので別名の欄が無い・・・じゃなかったかな・・・?


概要

細長い脚にトゲトゲのたくさんはえた丸い身体に一つ目と、宇宙化猫なわりに猫っぽいところはなかった・・・かな?

そう、たしかこんな感じの外観だったと思う・・・

宇宙化猫

  • 猫耳がついてるのがクロ
  • 猫の右後ろ脚がついてるのがタマ
  • それ以外がミケ

だったかな。尻尾からは鈴の音が聞こえていた・・・らしいのだがよくおぼえていない。

あれ?こんなだったかも?

わたしはだあれ?



エリーの報告によると、有機生命体の記憶を妨害するエネルギーを放出していて、思考能力がなくなり記憶が曖昧になり、自分が今になにをしていたのか何をしようとしていたのか、そもそもなんだったのかすらわからなくなるらしく、ウルトラマンマックスも恥ずかしい目にあったらしい。なんかマクシウムカノンの発射ポーズが解らなくなって命!とかやったり、マクシウムソードを頭から落としたりとか。


トミオカ長官はベーターカプセルと間違えてスプーンじゃなくてカレー皿あげてたそうだし、DASHマザーがその場でぐるぐる回ってたり、ミサイルのボタンが解らなくなって大変だったらしい。


宇宙生物の能力でDASHの皆さんやマックスまでも物忘れ状態となり、DASH壊滅の危機に。前回は何だったのかと言われるほどである。


番組をみていた視聴者も、先週は最強のウルトラ怪獣が出てきた事はおろかなんて番組だったか忘れそうになる様なカオスな状況が、いつまでもいつまでも続くかと思われたらしいのだが、有機物はつかってても有機生命体じゃないから記憶障害の被害をうけなかったエリーの祈りをうけたウルトラマンマックスが即興でポーズを取り発射した『高速回転して勢いで出した光線』(公式)で偶然倒せたらしい。


とりあえず三池崇史って監督が馬鹿(誉めてます)なのは良く解った。


概要(正式版)

正式な詳細を書かれておりますので、読んでください。

宇宙化猫 タマ・ミケ・クロ

ウルトラマンマックス第16話「わたしはだあれ?」に登場した宇宙怪獣で、「化猫」の名前通り動くと鈴の音が鳴る尻尾等猫の要素もあるにはあるが、全体像は黒い楕円状の身に針金の様な細長い4本の手足と背中を覆う多数の棘を持つ謎の一つ目生命体。見分け方は尻尾の横に猫の足がついているのがタマ、尻尾がマダラ模様なのがミケ、黒い耳と尻尾なのがクロ。

また、不気味な外見ながらメイン画像の様に怒ったり、やられた際は瞳がXになったり、マックスとDASHのコミカルなやり取りに口を開け瞳を点にして呆れる等、感情豊かな面を持つ。


口から破壊光線を放つ他、全身から全ての生物の記憶を妨害する特殊エネルギーを放出。

あらゆる有機体の記憶を忘れさせてしまう恐るべき能力であり、影響を受ければ受けるほど、それだけあらゆる記憶が失われてしまい、最終的にはまともな思考能力すら奪ってしまう。

この影響をうけてしまった防衛チームDASHのメンバーやウルトラマンマックスのスラップスティックコメディっぷりは一見の価値あり。

ほぼ全員が何をどうしてどうすれば終わるのか全く解らない状態となってしまい、特にウルトラマンマックスは必殺技の構えを忘れてしまった為に珍妙なポーズをとらされ果てには頭から大事な武装を落っことすなど、カオスな展開となった。

しかしこの能力は有機生命体以外は効かない為、DASHのメンバーで唯一の有機生命体でない「エリー」は影響を受けなかった。



第16話本編の一ヶ月前に隕石に扮して地球に飛来、地中に潜り、一ヶ月間成長を続けた。

現時点では生体反応は見られず、また着地跡も非常に小さかった為、DASHの調査は打ち切られた。

ショーン曰く「隕石だとしたら米粒サイズ」とのこと。


隕石(化け猫三匹)飛来後の一ヶ月間、 人間や動物に至るまであらゆる生物の記憶が徐々に失われるという事件が頻発。中には家族の名前すら忘れた人もいた。


その後DASHの本拠地・ベースタイタンの目の前にてミケが出現、DASHと交戦する筈だったが・・・・。


ダッシュマザー・ダッシュバード1・2に乗り込み出撃体制の整ったDASHの面々だが、現れた三匹の化け猫の能力の影響で戦い方やメカの操縦方法まで忘れてしまい、挙句カイトに至ってはウルトラマンマックスへの変身方法を忘れてしまう。

コバはダッシュバード2が待機状態のままスイッチを適当に押しミサイル発射し出撃ハッチを破壊

アンドロイドである為に物忘れの影響を受けていないオペレーターのエリーの指示を受けつつようやくダッシュマザーの出撃体制が整ったと思いきや操縦ミスにより全力で機体が大回転しだす始末


カイトも本来左腕に身に付ければ良いだけのマックススパーク(変身アイテム)を足の裏やら額に付ける有様

(ちなみに、足裏にマックススパークを付ける撮影時にカイト役の青山氏は靴下を海に落としてしまったらしい。)


その間ダッシュバード2に乗り込んでいたコバはまた適当に押したスイッチでようやく出撃できたと思いきやいきなりアフターバーナー点火のオーバードブースト状態となり、急激なG負荷でエリーの呼び掛けに応じる余裕も無く、急ストップ&急ブーストの繰り返しのある意味変態機動の連続。

ようやくミケを捉え、ミサイル発射しようとしてレバーを引くも、それは緊急脱出用のものでそのままコバはシートごと空中に投げ出され海に落ちてしまう(その際コバはカメラに接近して「ドゥゥゥゥゥゥン!ダァッシュ!!」の迷台詞と共に何故かピースしていた)。


搭乗者の居なくなったダッシュバード2は物凄い効果音と共にミケに突き刺さるが、大したダメージにもならずただ怒りを煽っただけであった。

この時の衝撃でカイトはすっ転び、偶然マックススパークが左腕に付いたことでやっとウルトラマンマックスに変身できた。 が、登場時の姿勢は地面に寝込んでいて非常に締まりのない状態だった(変身BGMまでスロー化し、ミズキからは「何でくつろいでるの?」と言われてしまう)。


状況に気付いたマックスは、ミケとの戦闘態勢へ移行。マクシウムカノンを発射しようとするがポーズを間違えて不発。(何か変な煙は出た)

何度も発射しようと変なポーズを取り続けた挙句、TIMのゴルゴ松本の「命」にしか見えないポーズまで披露(明らかに「イノッ!!」と叫んでいる)。

終いには恥ずかしがって頭を擦ったら頭部に格納されてるマクシウムソードが落っこちてしまい、なんとか再び頭部に収めようとするが収め方がわからず諦めてそのへんに放り投げてしまう。

さらにショーンが適当にスイッチ押した所為でダッシュマザーの砲撃がマックスに直撃してしまうなど、その行動にはミケも呆れていた(自分の能力に自覚が無いのかもしれないが・・・)。


ダッシュマザーから適当に放たれた砲撃が原因で、ベースタイタン及びダッシュマザーがミケについに直接攻撃されることになり、ベースタイタンも非常用電源で稼動するほどの事態に陥る。

この事態に憤慨したヒジカタ隊長はカレー食ってる最中の元エースパイロットのトミオカ長官と何故か生物学者のヨシナガ博士を連れ出し、ダッシュマザーで再度出撃するが、ダッシュマザーはまともな出撃が出来るとは思えず、更に激しいアトラクションと化してしまい、エリーも呆れて「もうそこでずっと回っててください」と切り捨ててしまった

マックスはエリーの指示を受けながら戦うことになるのだが、状況が状況なのでまともに戦えず、

(左手がどちらかを確かめるための指示通りに)ご飯を食べるジェスチャーをやった後に破壊光線を受けてダウン、この光景にこれには本来アンドロイドなので無感情なはずのエリーが明らかに口元をヒクヒクさせて苛立ってしまった程


ダッシュマザーから帰還して壊れてしまったトミオカ長官と惚けるヨシナガ博士の姿に遂にエリーが「やかましい!! ええかげんにせんかい!!!」と頭から水蒸気を出しながら何故か広島弁でキレてしまう。


マックスのパワータイマーが鳴り出したと同時に残りの二匹であるタマ・クロが出現。

三匹とも完全に威嚇状態(猫の尻尾が膨らむアレ)に移行し、同時に破壊光線でマックスを直接攻撃、更にベースタイタンも巻き添えを食らい、DASHの面々も完全に自信喪失状態に陥るが、マックスに残った最後の記憶「光の国」とエリーの激励で戦意を呼び戻し、偶然編み出した技「高速回転して勢いで出した光線(正式名称)」を放ち、3匹まとめて撃破された。

その様を見たエリーは、アンドロイドではあり得ないはずの涙を流したのだった。


今回の話は記憶を失い、主人公達の珍行動やエリーの意外な一面を見せたコミカルかつカオスな一話であった。

同時にマックスの最後まであきらめなかったその姿勢に感銘を受けたDASHメンバーは、一丸となって地球の平和を守る決意を新たにしたのだった。




「俺は仲間じゃないんですねっ!!」


最後にコバが海藻やらタコやらを張り付けた姿で登場し、メンバーから存在を忘れられていたというオチが付いてしまったりもしている……。


このように、人間の記憶に悪影響を及ぼす困り者だった訳だが、タマ・ミケ・クロ自身も記憶を失った人間たちの行動を見て呆れているような表情をするなど、自分の能力が及ぼす影響について自覚していなかったような節があるため、根っからの悪党だったかどうかは疑問が残る(実際、後に『ウルトラマンX』に登場した同族は侵略や破壊の意思を持たない生物だった)。


これほどに公式が末期レベルのおふざけ全開なカオス回だった訳だが、冷静に考えるとエリーが何かしらの原因で機能停止した時点で地球終了のお知らせだったという、ぞっとしない事態もあり得た非常に危うい相手だったともいえる。

実際、タマの電撃光線をベースタイタンが受けた際に、モニター画面の前にいたヒジカタ隊長が余波に当たって感電している。万一、この衝撃がエリーに及んで彼女が倒れていたら、誰もこの後の混沌に対処できずにDASHもマックスも共倒れという笑えない事態になっていた。

いずれ宇宙化け猫たちが倒されるか去るかしていなくなったとしても、この時点でDASHとマックスを失ってしまえば、この先の地球と人類の未来に暗雲が立ち込めたことは容易に想像がつく。

こいつらが悪知恵の働くタイプじゃなくて、ホントによかった……(汗)



余談

デザイン画での名称は「宇宙化猫カフカ」。また、デザイン画では3体は尻尾のみが異なるだけであったが、造型スタッフがアドリブでタマに猫の足をつけ、監督の三池崇史もこれを気に入ってクロには耳をつけるように指示した。


マックスとタマ・ミケ・クロのプール撮影は、『ウルトラマンティガ』のガタノゾーア戦以来8年ぶりであり、21世紀ウルトラマンシリーズでは初であり・・・『ウルトラマンジード』第1話のスカルゴモラ戦まではウルトラマンシリーズ最後の撮影となっている無念

非常に資金がかかるものの、派手なプール撮影の復活を待ち望んでいる視聴者は多い。


ちなみにカイトが変身の仕方を忘れて苦心するシーンではバッタの変身ポーズを取るカットが撮影されたが、やっぱりというか未使用になった


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