アリガバリ
ありがばり
概要
ゾル大佐が南米はアマゾン支部より招き寄せたアリクイ型改造人間。
「ギ~ゴ~」と言う奇声と、何かの動物に似た鳴き声を発する。
長く大きな鼻と鍵爪状の左腕が特徴で、体内にはショッカーの科学班が新たに開発した耐性の無いものはたちどころに溶解しして死に至らしめ、耐性のある者はアリガバリの意のままに操ることの出来る人間にしてしまう細菌兵器『アマゾンの呪い』を保菌しており、長い舌を突き刺して犠牲者にこの細菌に感染させる。
その使命は『アマゾンの呪い』に耐えうる者を見つけ出し、この人間を『アマゾンの呪い』の最初のドナーとして操り、その人物を媒介にして次々に感染者を増やして感染者による破壊活動を行わせる作戦及び仮面ライダーの抹殺を任務としており、長きに渡り『天狗岳』の奥深くで何にも知らずにやって来る登山者を対象に人体実験を繰り返していた。
なお、『アマゾンの呪い』を維持するには定期的にアリを食さなければならず、感染者はただひたすらアリだけを喰い続けるようになってしまう。
ゾル大佐からライダーと戦えると聞いた途端に意気揚々と喜ぶほどに好戦的かつ自信家で、その自信に見合う程の実力者でもあり、左腕でいともたやすくライダーキックを叩き落とすほどの怪力を有しており、一度は2号を破り、その結果、近くに身を隠していた五郎に重傷を負わせることで、一文字隼人の戦意を一時的に喪失させたほど。
一度目は上記の理由によりその場から撤退したライダーを取り逃すが、再び感染者たちを救うために『天狗岳』にあるアジトへ向かう2号の前に立ち塞がり、今度こそ決着を付けようとするが、ライダーを信じる重傷の五郎の為に滝和也との猛特訓の末に会得した新必殺技・ライダー卍キックの前に敗れ去り爆散して果てるのだった‼
その後、映画『仮面ライダー対ショッカー』にて再生復活を遂げ、再生ドクガンダー共々1号ライダ―と戦うが1号の前にあっさり敗れ去った…。