概要
初代の前期型には「キャラバン」や「ホーミー」のサブネームが付いていたが、中期型からはそれらのサブネームは使用されていない。
4代目キャラバン(2001年~2012年)は初代エルグランドを意識したデザインとなっている。
しかし、2020年現在は10年に渡ってモデルチェンジの行われない状況が続いており、設計の古さも目立ってきている。売れ行きも伸び悩み気味。日産自慢の電動化技術も投入してもらえていない(安全装備に限っては改良で強化されているので他に遜色はない…が、プロパイロットは装備されず、マイナーチェンジ後も装備されない)。2020年に大規模マイナーチェンジを行っており、スカイラインのように存在感を示せるかが問われている。
ちなみに現行形の2列目シートには安全面で問題が指摘されている(シートベルトをピラーから引き出すので、2列目がキャプテンシートの場合、大きく寝かせると衝突時に乗員を拘束できず、放り出される危険がある。アルファードやオデッセイは背もたれにシートベルトを内蔵する構造としているので大丈夫)が、フロアを大きく設計変更する必要があるためか、この辺もマイナーチェンジでは手は入れられなかった。
メーター
初代は上位グレード(X)のみファインビジョンメーターを採用。
2代目は全グレードファインビジョンメーターで2007年9月まではオレンジ色。2007年10月以降~フルモデルチェンジまでは白色。
3代目は全グレード白色のファインビジョンメーターのみ。
トランスミッション・パーキングブレーキ
初代はコラム4AT、2代目はインパネゲート5AT。3代目はインパネCVT。
パーキングブレーキは足踏み式だが、初代は解除がハンドリリースとなっている。(2代目以降は足踏み解除のフットリリース)
駆動輪
初代、2代目は後輪駆動および4WD、3代目は前輪駆動および4WD。
エンジン
初代
前期型がレギュラー仕様の3300ccおよびディーゼル仕様の3200cc。
中期型がレギュラー仕様の3300ccおよびディーゼル仕様の3000cc。
後期型がハイオク仕様の3500ccおよびディーゼル仕様の3000cc。
ディーゼル仕様は2代目以降は生産されていない。
2代目以降
2004年まではハイオク仕様の3500ccのみで、2005年からはレギュラー仕様の2500ccも発売された。
他の車種
自社
セレナ ラフェスタ キャラバン NV350 バネット NV200