概要
2012年6月にモデルチェンジしたE26型キャラバンに新たに車名に「NV350」の名前が付き、「NV350キャラバン」となった。カービューでも2012年6月以降のモデルは「NV350キャラバン」として扱っている。ただしTVCMなどでは「日産キャラバン」とナレーションすることが多い。
2020年4月には、それまでNV350を強調していたエンブレム類を「CARAVAN」を強調したエンブレムへの仕様変更を行っている。
2021年10月のガソリン車及び2022年2月のディーゼル車のマイナーチェンジで、車名が「キャラバン」に回帰し「NV350」の名は消滅することとなる。
更にディーゼル車についてはエンジンが三菱製の4N16型に変わり、これをもって自社(日産)生産のディーゼルエンジンが姿を消すとともに、ディーゼル車のワイドボディモデルも消滅することとなった。
操作性
AT車はディーゼルを含め全て5ATとなり、高速道路での走行性能が向上。またAT車のパーキングブレーキは足踏み式(MT車はハイエースと同じステッキ式)。なおNV350の外れたマイナーチェンジモデルは全車マニュアルモードの追加された7ATとなり、MTモデルは廃止された。
上位グレードにはインテリジェントキーを採用(後にハイエースにも上位グレードのみオプションとしてスマートエントリーを用意した)。より乗用車的となっている。ただし、エアコンは上位グレードでもダイヤル式のマニュアルエアコンである。(ハイエースは2010年以降、上位グレードにオートエアコンを装備)