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UNDER(否定者狩り)の編集履歴

2021-02-03 23:40:00 バージョン

UNDER(否定者狩り)

あんだー

戸塚慶文の漫画「アンデッドアンラック」に登場する集団の一つ。

「俺達はアンダー 3か月後 世界はひっくり返り公平(フェア)になる」

          U N D E R


概要

組織と対立する否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)を否定する超能力者)の集団。便宜上「否定者狩り」と呼ばれていたが後に正式な名前が判明する。

トレードマークの意匠(エンブレム)は、漢字の『不』を上下反転させたようなもの。



その目的はずばり・・・「世界への復讐



自分たち否定者こそが世界を回していると主張し、否定者を蔑む不公平(アンフェア)な世界を転覆させて天下を盗らんと画策する。その為、地球と罪なき人々を守ろうとするジュイスの率いる組織とは目的も手段も相容れない。


組織並に高度な技術力・戦力があり、古代遺物の回収によって世界の真実にかなり近づいており、組織に属さずとも神や理のことは一通り知っている。

組織が目指す『神の打倒』に関しては早々に見切りをつけており、世界が滅んでも『次』に行く手段があるらしく…



活動内容

事実上世界征服という目的の為、基本的な活動は戦力増強である。

組織よりも先に否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)を否定する超能力者)や古代遺物(アーティファクト)を確保•回収する事により勢力の拡大を図るが、その結果組織の課題(クエスト)達成を妨げ、衝突する事になる。


また、実際にはメンバーの目的はそれぞれ異なっており、あくまで利害の一致によって行動を共にする集団である。その協力関係には組織が語る「正義」ではなく、あくまで「信頼」に重きが置かれているのだとか。


ただし、欲しているのはあくまで「強い仲間」である。

組織が捕獲した否定者への対応も厳しい部分があるが、アンダー(否定者狩り)の確保•勧誘の仕方は更に強引であり、使い物にならなければ即座に処分して別の人物に否定能力が移るのを待つ。見込みがあっても無理矢理拘束し否定能力をかけ、仲間になる意思を見せるまで能力を解かないと脅しをかけている。

古代遺物の回収も同様で、闇競売などに集められた物をまとめてくすねている様子。


このようにUNDER(アンダー)の行動は拷問殺人強盗など組織よりもいともたやすく行われるえげつない行為が多い。


技術力

古代遺物(アーティファクト)の義肢への転用、UMAと思わしい巨大生物の使役など組織も用いる戦力の他、果ては死後の復活など、否定能力由来かも不明な技術を取り扱っている事が確認される。

また、組織の円卓メンバーでさえ掴んでいない情報を幾つか占有している節がある。


UNDERのメンバー

活動目的上否定者の構成員がメインとなって行動しているが、その規模、総勢は不明である。


否定者


リップ

眼帯を着用した金髪の男性。不■の否定者。右目の眼帯にアンダーのエンブレムがあり、その下から流れる血を度々舐めとる仕草をとる。

UMA『スポイル』の討伐クエストで座標を開示されたものの、既に否定者狩りの構成員であることが判明した為組織へのスカウトは断念されている。

否定能力と得物のメスを組み合わせ、素早い身のこなしで容易く対象を処分する超危険人物である。



ラトラ

ショートヘアで釣り目の女性。左右の髪飾りがエンブレムの形をとる。リップと共に闇競売の潜入もしており、彼とは特に親密な間柄と推測できる。実際に風子からは夫婦と間違えられた(そして直ぐにラトラは無表情で冷たく、夫婦と言われ調子に乗ってたリップへ行動で否定した)。


能力は不明だがラトラの断言した予想は悉く外れ、同じように彼女が当たると認識した攻撃はどんなものでも当たらず、当人の目の前であらぬ方向へ外れてしまう。



クリード

タンクトップに迷彩柄のズボンや重火器を装備した傭兵然とした巨漢。首からアンダーのエンブレムが付いたネックレスをかけている。

闇競売に乱入したうちの一人で、銃器で相手を撃ち倒す見た目通りの豪気な性格だが、毒ガスの使用など搦手も怠らない乱暴な帰還兵並の戦闘スキルを持つ。


能力は不明だが、弾倉の入っていない機関銃を使用し、手榴弾の補充を虚空から行うなどの能力を使用している。



ファン

中華風のパーカーで素顔を隠した小柄な中国人。服の前面にエンブレムと同じ逆さまのと「八极」の文字が書かれている。

闇競売に乱入したうちの一人で、暗殺一家の翁みたいな危ない雰囲気が漂う武闘家。寡黙な性格に加え、中国語でしか会話出来ない為コミュニケーションを取るのが難しい。


アンディの見立てでは相当な手練れであり、発勁一つでニコ製の頑丈なBM(ブラックメタル)装甲にヒビを入れる程だが、否定能力との関係は不明


■■■

アンダー(否定者狩り)を創設した詳細不明のボス。不■■の否定者。

リップ達とは直接の面識を持たず、情報交換のみでお互い独自の行動をとっていた様子。

行動目的も他のアンダー構成員とは大きく異なっている。その正体はリンク先を参照・・・。



その他

カイン

豪華客船に匹敵する巨大なシャチに似た生物。おそらくUMAであると考えられるものの、明言はされていない。アンダー構成員の口笛を合図に現れ、体内に構成員を入れて海中を移動する。



勧誘を受けた否定者


チカラ

平凡な日本の男子高校生。不■の否定者。闇競売にて勧誘したが言葉が通じず、生死を考慮しない強引な利用価値の判別を行ったところでアンディと風子による妨害を受け、敵対した。


アンディ

不死の否定者。組織のメンバーでありながらも、そのぶっ飛んだ戦い方や人間性を気に入ったリップによって風子ともども勧誘されたが、当然決裂した。


出雲風子

不運の否定者。同じくリップによって勧誘されたが結果は上記の通り。


???



備考

Under(アンダー)とは英語の直訳で『下』を意味する。意訳では『程度・価値・等級・序列・位置などが低い』という不公平(アンフェア)な意味合いで使われる。世界をひっくり返して公平(フェア)にする事を狙うアンダーの【世界へ下克上する意思】を強く現した意向といえる。

また否定者である自分達の能力名『不■』から、トレードマークの『上下をひっくり返した〝不〟を模した意匠(デザイン)』は固い団結意識を表しているともみられる。


否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)を否定する超能力者)に選ばれたため世間から弾かれ、それを理由に世界へ復讐するという目的は、読み切り版アンデッド+アンラックにおける組織の設定から輸入したと思われる。


また2020年9月のダ・ヴィンチ(雑誌)インタビューにて、作者は始め組織(ユニオン)は敵組織として構想を練っており、連載において一度否定した構想を「UNDER(否定者狩り)」として再構築したのかもしれない。


関連タグ

アンデッドアンラック アンデラ 組織(ユニオン)

世界(アンデラ) UMA 否定者 古代遺物(アンデラ)



悪の敵・・・アンダー(否定者狩り)と似た立ち位置にある存在



































※以下、単行本未登場のメンバーを含みます。本誌未読の方は閲覧注意※

























バックス

お腹に逆さまのが付いたウサギのような着ぐるみを着た低身長の否定者。着ぐるみからは顔だけが出ており年齢性別は不明。語尾に「□□なのら」と付けたり、天然または幼稚な言動がみられる。

かわいいものやきれいなものに目が無いようで、「バックス」と呼ばれるとかわいくないと嫌がり、自身の事は「バニー」と呼ぶ。恐らくバニーの方が愛称と思われる。

着ぐるみの耳や手から相手の物を奪い、取り込む能力を持つ。



ショーン・ダッツ

課題で捕獲対象とされていた不■■の否定者。ブラジルにてリップ不■の傷を付けられて勧誘され、その後アンダーに加入する。

両瞼を閉じることで自身及び自身が所有していると認識しているものを視認不可の状態にすることが出来る。アンダー加入後は額に目を移植し、視界の問題をクリアしていた模様。


元々ブラジルのギャングとして能力を悪用していたため、リップに盗られなくても組織に加入していたかは微妙なところである。



???

中華ないし日本風の装いで藁笠を被り、古代遺物(アーティファクト)らしき扇を持った人物。顔は扇に隠れ確認出来ない。クリードと共にエジプトへ現れた。

アンディに居合を教えた友才という女性に容姿が似ているが…。

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