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ラビットハウスの編集履歴

2021-02-21 00:38:38 バージョン

ラビットハウス

らびっとはうす

「ご注文はうさぎですか?」に登場する喫茶店。

概要

ご注文はうさぎですか?」に登場するコーヒー主体の喫茶店で、同作の主な舞台。


主人公・ココアのアルバイト先兼ホームステイ先であり、マスター志望の跡取り・チノの他、リゼもアルバイトとして働いている。


店内は木材が目立つ昔風の喫茶店で、あまり広くない。設立者であるチノ祖父の言によれば「隠れ家的なお店」を目指していたとのこと。

マスコット的にアンゴラウサギティッピー(♀)が飼われており、チノが(おじいさんのような声の)腹話術(とされている)で喋ったりする。


夜間にはバーとしても営業しており、現マスターである香風タカヒロがバーテンダーとなり、青山ブルーマウンテンもこの時間にときどき働いている。

その為、カウンターの中にはコーヒーだけでなくおも多数置いてあり、途中からバータイム用の吹き矢も置くようになった。


サービスとしてチノが行う「コーヒーを飲み終えた後のカップ占い」もあり、(先代の祖父ほどでは無いが)よく当たると評判。

しかし喫茶店としては凡庸であまり流行ってはおらず、お客がいない事や青山さんしかいない事も割とある。


事実、開店後しばらくの経営は思わしくなかった様で、タカヒロが父の反対を受け流して導入した夜のジャズバーが人気を博し、以降はそちらの方が収入の大半を占めるようになった模様。

雑誌に記事が載った時も夜のバータイムの記事の方が大きくて、ティッピーが何だか凄い顔をしていた。

タカヒロの友人であるリゼの父と彼の部下は、時々お節介を焼いて売り上げに協力しようとするが、基本的に断られ店の手伝いに留まっている。


建物は香風家の邸宅も兼ねており、一家+ココアの居住区画は裏手と2・3階。

奥には仲間内でパン作りできるような広い厨房が存在し、チノによると「おじいちゃんが(ピザを焼くために)調子に乗って買った」大きなオーブンもあるが、ココアがパンを焼きはじめるまで使われていなかったもよう。


制服

制服は、昼間の喫茶店用とバータイム用が別々にある。


喫茶店用は3着あり「水色:チノ、紫:リゼ、ピンク:ココア」はチノのお母さん作。

もう2着(緑と黄色)は作内では作りかけだが、アニメのオープニングでは緑を千夜が、黄色をシャロが着ている。⇒コミックス6巻にて作りかけだった緑と黄色の制服をココアが完成させ、また追加でスカイブルー(マヤ用)やサーモンピンク(メグ用)をリゼが作成した。

ココアのピンクの物のみ、ココアの実家にてレプリカが1着作られて帰郷したココアへのサプライズで使われている(普段はモカが着ている)ので、ラビットハウスの喫茶店冬制服は計8着存在している


……実は喫茶店用の制服は冬服しかなかったため、お客さん達にやんわりと「暑くないの?」と言われ続けて、ココアが来て2年目にやっと夏制服が誕生した。単行本9巻時点では3着存在する。

※なお、夏制服を作る際。チノ用の水色とリゼ用の紫の布は、生地屋で見つかったが、ココア用のピンクの生地が見つからなかった。しかしラビットハウスの倉庫内にて、チノの母親が残していた生地をココアが発見。それを用いて完成する。

しかしその布地の裏は、変なウサギが描かれたもの。ココアは完成した夏制服を裏返し、ウサギ柄を表にして着用、青山さんに見せていた(五巻1羽)。


バータイム用はタカヒロと青山さん、リゼ父、真手凛などが着ているが、マヤに制服を貸したリゼが着た事もある。回想ではマスターも着ている。


簡単な過去の歴史

  1. チノの祖父が開店。そのために借金もしている。
  2. 学生時代に青山さんがよく訪れて、小説「うさぎになったバリスタ」の構想を練る。
  3. 祖父がティッピーを連れて出た公園で幼い女の子に愚痴を聞かれて、「おじいちゃんのごちゅうもん」がかなうようにおまじないをしてもらう。
  4. タカヒロが仕事を手伝うようになる。「うさぎになったバリスタ」によると、バータイムにジャズをやるようになり、つぶれかかっていた店の経営が軌道に乗ったという。チノのお母さんも歌を担当して、派手な衣装でショータイムもしていた写真が残っている。
  5. チノのお母さんが亡くなる。
  6. ココアが来る前年に祖父が亡くなる。前後してティッピー(♀)も死亡した模様。
  7. その後にリゼがアルバイトに入る。
  8. ストーリー冒頭、高校入学前の春に、ココアが下宿に来て、学校の方針でアルバイトに入る。
  9. 新たなメニューとしてココアの焼いたパンが加わる(下記参照)。

メニュー

Drink Menu

商品価格
オリジナルブレンド¥400
アメリカンブレンド¥400
アイスコーヒー¥400
ヒルスコーヒー¥450
ダッチコーヒー¥400

Arrange Coffee

商品価格
カフェ・オーレ¥400
カフェ・ラテ¥400
ウインナーコーヒー¥450
カフェ・カプチーノ¥500
モカチーノ¥500

Straight Coffee

商品価格
ブルーマウンテン¥500
グアテマラ・アンティグア¥450
キリマンジャロ¥500
ブラジル・サンスト¥450
モカ・マタリ¥500
コロンビア・スプレモ¥450
マンデリン・カロシ¥500

Other Menu

商品価格
紅茶(ストレート、レモン、ミルク)¥400

Food Menu

商品価格
サンドイッチ¥700
ナポリタン¥650
パンケーキ¥600
ケーキ¥500

※その他、上記以外にも「ハワイコナ」「ベネズエラ」「イタリアンロースト」「ドミニカ」「ミルクココア」などのメニューが存在しているようである。


本編の10年前には。甘兎庵とのコラボメニューである「コーヒーあんみつ」が作られていた。

また、原作四巻四羽(アニメ二期五羽)では、「ココア特製厚切りトースト」がメニューに加わり、こっそり来店したモカが注文している(ただしモカ本人は「もちもちが足りない!」と言っていたが)。


雑誌掲載

劇中にて、「walker」という情報誌に、甘兎庵、フルールとともに掲載された。

その際には見開きページで、昼は喫茶店、夜はバータイムを経営している事が記されていたが、同時にリゼ、ココア、チノの3人が並んで「ラビットハウスの看板三姉妹」と紹介されていた(記事内では「この三姉妹、全然似てないなあ」と記載)。

なお、同雑誌には、ラビットハウス、甘兎庵、フルール以外の、この町の喫茶店・飲食店が掲載・紹介されていた。

詳細はwalkerを参照。


また、「walker」とは別の雑誌「KIGUMI WALKING」という雑誌にも、クリスマスシーズンに発売された号にて宣伝記事が掲載された(六巻10羽)。

記事に掲載されていたのは、「祖父から受け継いだ天国のコーヒー」。

クリームで作られたバラが浮かんだコーヒーで、小さなティッピーが添えられている(コーヒーシュガーか?)。

曰く「クリームの形がかわいらしいスペシャルコーヒー」「本当に美味しい!コーヒー飲めない私もこれは大好きです」。

取材したのは、青山ブルーマウンテンの担当編集・真手凛。タカヒロ曰く「かなり大々的に宣伝してくれた」みたいで、ラビットハウスに行列ができていた。見慣れない光景に、チノは思わず「ありえない」と自虐的な言葉を口にしてしまっていた。


関連イラスト

クリスマス うぇるかむかもーんシャロ千夜


関連タグ

ご注文はうさぎですか? ご注文はうさぎですか?? うさぎになったバリスタ

香風智乃 香風タカヒロ ティッピー 香風咲

保登心愛 天々座理世 青山ブルーマウンテン

甘兎庵 フルール・ド・ラパン

喫茶店 バー

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