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セドリック・ライゼ・アルノールの編集履歴

2021-03-15 00:50:57 バージョン

セドリック・ライゼ・アルノール

せどりっくらいぜあるのーる

セドリック・ライゼ・アルノールとは、「英雄伝説 閃の軌跡」の登場人物。

CV:相沢舞(閃Ⅰ・Ⅱ)、進藤尚美(閃Ⅲ・Ⅳ・創)

概要

ユーゲントⅢ世の嫡子にして、第一皇位継承権を持つエレボニア帝国の皇太子。皇女アルフィンの双子の弟で、オリヴァルト殿下の異母弟。


優しく素直な性格でやや引っ込み思案。異母兄であるオリヴァルトを尊敬しており、三兄妹の仲は極めて良好だった。また、積極的な政策を推し進めるオズボーン宰相に憧れている。


双子の姉アルフィンと共に『帝国の至宝』と呼ばれ、国民からは愛されて絶大な人気を誇る皇太子。ちなみにアルフィンが「(セドリックは)わたくしよりも人気」と言うことから、国民的人気は姉より上である。中性的な容姿から社交界でも人気が高いが、本人は複雑な感情を持っている。そっち方面のファンも大勢いる様子。


が、その一方で「後継者のくせにひ弱」と一部の貴族から陰口を叩かれており、他にも本来なら兄が継ぐ継承権を譲られたような負い目、双子ながら余りにも保護者目線である姉に対する複雑な感情など、多くのコンプレックスを抱え、それらが起動者となったのをきっかけに暴走することになる。


各シリーズでの活躍

閃の軌跡Ⅱ

内戦時、貴族連合首魁のカイエン公爵によって皇城地下に眠る『緋の騎神』の鍵として拉致監禁、さらに劣勢に追い込まれたカイエン公爵によって緋の機神に取り込まれ、対峙するⅦ組を襲う。


激戦の末にリィンたちⅦ組によってセドリックはからくも解放されるが、その戦いで致命的重傷を負い、その後戦死したクロウにⅦ組一同が気を取られたところでカイエン公が最後の悪あがきでセドリックののど元に短剣を突き付け、人質に取られてしまうが、そこにルーファスが参上、カイエン公は助太刀と思われたが、逆にセドリックに刃を突き付けたことで「不敬罪」の現行犯としてアルティナの戦術殻『クラウ=ソラス』の一撃を食らって拘束される。その後オズボーンが登場し、鉄血の子供たち一同によりセドリック自身は意識を失っていたが身柄を確保された。



閃の軌跡Ⅲ

『緋の騎神』の核として利用された事件をきっかけに心身のバランスを崩してしまい、予定していたトールズ士官学院への入学も見送られることになった。

そして一年半後、心身ともに回復し、満を持してトールズ士官学院本校に入学。オズボーン宰相に多大な影響を受けたらしく、性格から剣技に至るまで別人のように豹変しており、姉のアルフィンや長年の付き合いがあるクルトが不安を抱くほどだった。


オズボーン宰相に心酔しており、皇太子としての立場と『緋の騎神』の起動者としての力を利用して積極的に協力し、ついには黒の史書に従うように暴虐な蛮行を行うに至る(後述)。


閃の軌跡Ⅳ

性格の変貌やオズボーンの影響も、実は絶対悪の精神体・イシュメルガに唆されたものだったことが判明する。


短期間で大きな力を手に入れたにも関わらず精神的には未熟さが残っており、劣勢な状況や、アルフィンなど家族の言葉には簡単に逆上、自棄になるなど、徐々に皇太子としてのメッキが剥がれていくようになる。そうした不安定な兆候が黄昏が始まる前後から見られ、シャーリィからは心配されていた。


さらにはセドリックに付き従ったトールズ本校生徒もトールズ第Ⅱ分校占拠時に疑問を抱くようになり、ついにはセドリック・シャーリィが第Ⅱ分校を離れた隙にリィンや新旧Ⅶ組、そして第Ⅱ分校生徒によって第Ⅱ分校を奪還されるが、同時に本校生徒もセドリックと決別、リィンたちに同調して反目することになる。


最後、機動要塞での最終決戦時、《黒》の呪いの枷が外れたことにより、自分の蛮行が次々と頭の中で流れ、心身が壊れ自暴自棄になる中、共闘するシャーリィに発破をかけられ自らの原点、コンプレックス、無様さを受け入れながら立ち直り無二の友であるクルト達に勝負を挑み、そしてリィンとの相克に挑んだ。


相克に敗れ、その後イシュメルガ打倒が果たされた後、リィンたちを遠くで見届けるところでシャーリィに「戻らないの?これが最後のチャンスだよ」と言われるが、今戻れば戦争の主導を行った者であり皇太子の立場上極刑にはならず、皇家にしこりを残してしまうと語り、このまま行方不明の形をとって贖罪のために帝国を出奔することを決める。皇太子の立場を利用して世界を混乱に導いたのに半端な罰や一族のお荷物になるのを是非とせず、『次代皇帝』という輝かしい未来を捨てる事こそが今の自分に出来るせめてものけじめの付け方であると判断した決断である。


その後シャーリィに連れられて猟兵団「赤い星座」を経て結社『身喰らう蛇』に入ることになる。


古のアルノールの血統の魔力に期待はされているが「あまりにも世間知らずだ」と幹部の第三柱執行者No.0 『道化師』が語るほどのため、当面「赤い星座」に預けられるようである。


創の軌跡

執行者候補生として赤い星座での訓練を受けるが、そこで自身の実力不足を思い知らされ、打ちのめされる。それでもまだ嘗ての身分を捨てきれず、心が折れかけるが、シャーリィの叱咤と更なる訓練という名のしごきで今の自分が皇子ではないただのセドリックである事と自分自身の未熟さを改めて認め、「プライドだけ高い半端者のまま犬死にしたらリィンやクルトに顔向けできない。それは彼らへの冒涜。」と腹を決め、しごきを乗り越える。自分自身の罪と未熟さを改めて認めたことで例え正しくない道でも自分の足で歩き続けることを決意した。どんな形であれ、セドリックは今度こそ自分自身の決めた道を歩み始めたのである。


その後は無事に執行者候補としての試練をクリアし、の結婚式を遠くから見守る。去り際に使用した結社の戦術オーブメントには「XIX」が刻まれており、それは彼が執行者No.XIXとして認められたことを意味していた。


シャーリィとは良き師弟或いは相棒のような良好な関係を築いて、セドリックなりに彼女に感謝している。また、シャーリィの方もセドリックを弟のような存在として見守っており、また二人でリィンやクルトの前に現れる日が訪れるかも知れない。


余談

Ⅱまでは『俺達の皇太子殿下がこんなに可愛いわけがない』くらいそっち受けする愛らしい少年だったが、Ⅲ以降はイシュメルガに唆されたとは言え、様々な経験により性格が歪んでしまい、小悪党キャラクターに堕してしまった。


そして、セドリックが行った蛮行は…

  1. 『Ⅲ』終盤の黒キ聖杯において、アルティナを黒の史書通りに首を締め上げて殺害しようとした。
  2. 兄オリヴァルト・アルゼイド子爵トヴァルを帝都上空にて巡洋艦カレイジャスごと黒の工房の主に同調して爆殺する。(敬愛する兄を殺す事に対し葛藤の表情を浮かべてはいた)
  3. オスギリアス盆地にてミルディーヌ公女と再会する新Ⅶ組を包囲し、逆賊として捕縛せんとした。
  4. 独断で戦艦パンタグリュエルを急襲し、ミルディーヌ公女が主宰する千の陽炎作戦を壊滅すべく、結社の戦艦・兵器・執行者の大部分で襲撃する。

このためにプレイヤーからの憎悪を多く受けることになった。


関連タグ

閃の軌跡

アルフィン・ライゼ・アルノール オリヴァルト・ライゼ・アルノール

クルト・ヴァンダール シャーリィ・オルランド リィン・シュバルツァー

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