メサイア「コノ身体デハ足リヌ…モットダ!」
データ
高さ:44.5m
重量:1600t
概要
メガゾードロイドの内部に寄生転送されて来たタイプδが「弱気」と「弱さから立ち上がる強さ」のデータで成長したメサイアカード「06」と融合して進化した。
メサイアと一体化している為にその意思を有しており、外見もツインテールの女性の様な細身のフォルムを持った女性的な姿だが、胴体には髑髏の様な赤い顔があるのも特徴。
両肩の巨大なジャイロウィングを水平翼の様に展開させる事により、超高速飛行やホバリングを可能としており、自在な空中戦を行う。
また、高性能の空間光学迷彩によって姿を消すステルス戦闘に特化しており、その身を完璧に隠して、秘密裏に行動する事に適する等、最新鋭の戦闘機の特性を高い水準でこれでもかと取り入れた性能を誇る。
武器としては両腕に装備された伸縮自在のチェーンクロー「ゴクロー」と「マゴクロー」が有り、それ等を振り回す事で相手の死角からの攻撃が可能となる。
言うまでも無く名前の由来はエスケイプの二丁拳銃である「ゴク」と「マゴク」から来ている。
その戦闘能力はずば抜けて高く、劇中ではバスターヘラクレスを単機で圧倒し、タテガミライオーの参戦後もライオインパクトとヘラクレスクライシスによる同時攻撃をバリアーで防御すると言う絶対の防御力を見せ付けた。
更なる攻撃を加えようとするが、成長したばかりで挙動が安定しなかった為、エンターの指示によりステルス機能でその場は撤退した。
撤退後はステルス機能で2週間程潜伏していたが、Mission43でケンタテロイドから切り離された2枚のメサイアカードを取り込んでよりパワーアップ。
その力でゴーバスターズ側のメガゾードを吹き飛ばす程の衝撃波を放ち、周囲の物体を取り込んで無限に成長すると言うメサイアの性質を発揮するに至る。
それはメサイアの最終的進化の引き金となり、続くMission44で自らをマーカーに亜空間から10体の素体メガゾードを呼び寄せる。そしてその内の3体とエネトロンタンク等の周囲の建造物を吸収した事で内に宿ったメサイアはメサイア・リブートとなり、とうとう現実世界に顕現。エスケイプもその際に用済みとばかりに取り込まれてしまう。
やがてメサイア・リブートの敗北と共にエンターが新たなメサイアに成り代わるべく行動を開始した際、Mission48にてこのタイプζのデータがエスケイプに悪影響を及ぼす事となり、彼女をキメラ的で悍ましい形態のエスケイプζに変貌させる。
この形態でエスケイプはゴーバスターキングと最後の戦いを繰り広げた末に敗北。本来の姿に戻った後、リュウジに看取られる形で消滅するのだった。
余談
関連タグ
特命戦隊ゴーバスターズ ヴァグラス 敵メガゾード エスケイプ
メガゾードロイド:当機が誕生するきっかけとなったメサイアロイド。