演:伊藤陽佑
特徴
特捜戦隊デカレンジャーのメンバー、デカグリーンに変身する。
ニックネームは「センちゃん」(人によっては「センさん」で、ボス等の上司やナレーションには「セン」と呼ばれている)。
温厚な性格で頭脳明晰なチームのまとめ役。普段は呑気で天然なため当初はバンを苛つかせていたがその抜群の推理力と洞察力でチームを驚愕させた(第5話ではデカルームを雑巾掛け中にボス戦用の座席で眠ってしまい、手拭がわりに雑巾を乗せたまま出動している)。捜査中に身につけた知識を戦術に活かす事もしばしばあり、カーサスとの戦いではウォーターカッター対策に体を高速回転させる技を披露している。
さらに、アリエナイザーの卑劣なやり口に対しては激しい怒りを見せることもあり、怒らせたら一番怖いとまで言われるほど(特に妹を殺害したカーサスや後述のギンを殺害しようとしたギネーカなど「家族」に関するエピソードではそれが顕著)。変身前・後と非常に打たれ強く敵の銃撃や斬撃を喰らってもビクともしない場面も多い。
解決に繋がるヒントをつかもうとする際には、「よっこらせ」と逆立ちして考える(この時「これはセンのシンキングポーズである」とナレーションが入る)。
貧乏な家庭で生まれ育った7人兄弟の長男でもあり、幼い頃井戸に落ちたトラウマから閉所恐怖症である。
一方で、その時に警察官(演:三村幸司)に助けられたのが自身がスペシャルポリスとなるきっかけとなっている。
上記のような家庭環境からか、貧乏な家庭で育ったばかりに母親の治療費を盗みで稼ごうとしていたチャンベーナ星人ギンを見かねてもんじゃ焼きを食べに行くなどして面倒を見ていた。このような優しい性格の為に老人から若年層まで女性や子供に好かれる傾向にある。
余談
名前の由来はエラリー・クィーンと煎茶であり、元子役の俳優と元プロ野球投手ではない。
演者の伊藤氏は、後に『天装戦隊ゴセイジャー』で緑の戦士マジスを演じている。出演は一話限りのゲストだが、ハイドの亡き相棒という重要な役どころ。
関連タグ
陽川咲也/パトレン2号:14年後に登場した警察の戦隊グリーン。
妃英理:名前の由来が同じエラリー・クィーン。演者は6年前の戦隊で敵の幹部を演じた。