基礎データ
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)で初登場したポケモン。
その名の印象どおり「ピンク」「まつ毛」等、女性的なイメージをしているが、同じく第5世代で登場したプルリル・ブルンゲルと異なり姿はこの一種のみで雌雄があり比率も同じである。
身体を覆う特殊な粘膜に治癒効果があり、近くに傷ついたポケモンを見つけるとヒレで優しく抱きかかえ粘膜で癒やすという習性を持つ。
この行動は、弱ったポケモンを襲う他のポケモンから自身も巻き添えを喰わないようにするためであるとか。
長い航海をする漁師にその治癒能力を見込んで連れられることもあるという。医者泣かせなポケモンである。
その色やハート型のような形状からラブカスの進化形ではないかと予想されたことも。
実際は互いに別種かつ進化なしのポケモンであった。
ゲーム中での特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
165 | 75 | 80 | 40 | 45 | 65 |
とにかくHPが165と異様に高く、なんとカビゴンよりも高い。
物理耐久はパルシェンに迫るほどの凄まじい数値を誇る。
特防はやや低いものの、ひかりのかべで補うこともミラーコートでそのまま攻撃力に変えることも出来てしまう。
技は主に補助技がメイン。特にみずびたし+どくどくのコンボははがねタイプも泡を食うほど。
他にも味方の体力も回復できるねがいごとや長期戦に強いアクアリングなど、優秀なものをたくさん覚える。
特性のうるおいボディも優秀で、雨が降っていればまさに難攻不落。
しかし、攻撃面はかなり厳しく、攻撃は75、特攻はなんと40しかない。
ちょうはつを受けたり、相手がマジックガードだったりすると急に不利になってしまう。
真価を発揮するのはローテーションバトル。みずびたし+ねがいごとによる支援は挑発さえ読み切れば極悪な威力を発揮する。
なお、みずびたし撒きの相棒でライコウを採用した際のコンビ名はママンコウ等と巷では言われている。
『サン・ムーン』ではせせらぎの丘でのぬしポケモンとの勝負にて、ぬしが呼び出す仲間の一種としても登場。
いやしのはどうでぬしのHPを回復するためママンボウが場にいると持久戦に持ち込まれてしまう可能性が高く、現れたらすぐに倒しにかかるとよい。
関連イラスト
ママならぬパパンボウを考えたりする人も。