上海美術映画製作所
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しゃんはいびじゅつえいがせいさくしょ
上海美術映画製作所(簡体漢字: 上海美术电影制片厂、略称は「上美影」)は、1957年に中華人民共和国の上海で創立された中国最大のアニメ制作会社。同国の企業グループである上海映画グループの傘下にあり、剪紙や水墨画などを用いた長篇および短篇アニメーション作品で知られている。
1947年、朱世傑は蘇州美術学院に中国初のアニメーション学科を設立。同アニメ系は中華人民共和国成立後の上海美術映画製作所の前身となった。
1950年3月17日、持永只仁は長春映画製作所(満州映画協会の後身)の一部のスタッフとともに上海映画製作所を訪れ、「美術映画グループ」(つまり後の上海美術映画製作所)の創設に協力した。
1957年4月1日、上海美術映画製作所が正式に設立され、万籟鳴に加入した。
同社で最も有名な作品は1961年から1964年にかけて制作された『大暴れ孫悟空』であり、西遊記を題材に京劇のテイストを採り入れたこの作品は、ロカルノ国際映画祭やロンドン映画祭、カンヌ国際映画祭など海外の主要な映画祭に出品された他、日本でも2000年代にサントリーのCMに採用されている。
日本との関係では、1980年代に手塚治虫や宮崎駿などが訪れたことがあり、一時は東映動画や日本のアニメ制作の下請けも行っていた。
1980年代
- 三人の和尚(原題:三個和尚)
- 鹿鈴
- しぎと烏貝が相争う(原題:鷸蚌相争)
- 蝴蝶の泉(原題:蝴蝶泉)
- 火童
- 鹿を救った少年(原題:夾子救鹿)
- 琴と少年(原題:山水情)
- 猿と満月(原題:猴子撈月)
- 西遊記 孫悟空対白骨婦人(原題:金猴降妖)
- ヒョウタン兄弟(原題:葫蘆兄弟)
- 黒猫警長
- アーファンティーの物語(原題:阿凡提的故事)
- ラオスオオカミの御馳走(原題:老狼請客)
- 嘘をつく子供(原題:狼来了)
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