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概要

フジヨキ台とは、SSSS.DYNAZENONの舞台となる町。

東京都内のイモセ市という都市に位置しており、主人公の麻中蓬らが暮らしている。

前作の舞台・ツツジ台とは異なり、怪獣による被害を受けても自動的に修復されることはなく、市民は皆怪獣やダイナゼノンのことを覚えたままである。

さらにフジヨキ台から「外側」の世界も存在しており、第3回では千葉県の農村で怪獣と戦いさらにその攻撃を封殺するために宇宙空間(もしくほぼ無酸素の熱圏)まで飛翔している。ボイスドラマ3.3回で南夢芽が舞浜に行った経験を話しており、さらにその場のノリで飛鳥川ちせとダイナウイングに乗って舞浜にアフターへ繰り出している。

よって前作と違ってフジヨキ台は現実世界である可能性が高まっている。ただ前作の最終回で、コンピューターワールドでも地球規模の箱庭を形成可能なことが一瞬だが示唆されたため、ミスリードの可能性が存在する。

ただし、何故かツツジ台に酷似したロケーションは複数存在している。何らかの伏線、あるいは美術上の意図で同じ場所をロケハンした等の理由が考えられるが、現在のところ詳細不明。

施設

フジヨキ台高校

蓬と夢芽たちが通う高校。

校舎の形は前作に登場したツツジ台高校に類似している。

ゆりマート

蓬がアルバイトをしているスーパー。第1回より蓬の給与明細より令和2年(2020年)5月25日に給料が支払われていた。

外観は原作に登場するスーパーをモデルにしていると思われる。

フジヨキ台駅

鉄道駅。こちらも外観がツツジ台駅とほぼ一致している。……自販機の下の小銭探してる子供は見当たらない。

シデノタオサ水門

蓬や夢芽の通学路である河川敷に立つ巨大な水門。ある人物がこの付近で死亡したらしい。

キービジュアル等でも印象的に描かれており、本作の象徴とも言える建造物。

また、前作の終盤にも同じ形状の水門が登場している。

STABOWS_COFFEE

コーヒーショップ。夢芽が金江から話を聞いた場所。前作10話でもロゴが登場していた。

MusashiBou’s

ハンバーガー系のファーストフード店。蓬と夢芽が風馬から話を聞いた場所。元ネタは原作の第34話に登場した武蔵坊弁慶からと思われる。

大衆居酒屋兆陣

第5回、第6回で山中暦稲本さんが飲んでいた居酒屋

SEVEN_TWO_ONE

第3回と第6回で登場したコンビニ。前作第1回でも登場していた。元ネタはセブンイレブンウルトラセブン21

関連イラスト

余談

フジヨキ台を含むいくつかの地名は、ホトトギスの別名からとられていると考えられる。

フジヨキ台=不如帰(ふじょき)

イモセ市=妹背鳥(いもせどり)

シデノタオサ水門=死出の田長(しでのたおさ)

特に「死出の田長」のように、冥府からの使いのイメージが強い鳥であり、何らかの暗喩である可能性が高い。

河川敷のモデルは堀切菖蒲園駅付近の荒川綾瀬川沿岸。

シデノタオサ水門のモデルになった綾瀬水門も同所に存在する。

前作ED『youthful beautiful』のPVもここで撮影されていた。

※ネタバレ注意※

……とか何とか思ってたら、6話ラストでガウマ隊のピンチとなったときに、……親方!空からパープルな巨人がぁ!

これによりフジヨキ台がコンピュータワールドである可能性がほぼ確定的になった。

ただ公式からの「(SSSS.DYNAZENONは)前作の続編ではない」という言と、円谷プロのウルトラシリーズがマルチバースを採用されている点、仮にがハイパーエージェントと同じように別のコンピュータワールドを渡り歩ける可能性(『戦姫絶唱シンフォギアXD』とのコラボでは実際に別のCWからの途中参戦だった)を考えれば、前作と同じコンピューターワールドではないと考えられる。

その場合、フジヨキ台のベースはおそらく例のミイラが運び込まれた考古学研究所が一番の候補となるが……

……って、色々考えていたら、今度は7話は、劇中で前作から2年しか経っていないはずなのに、前作で見た目小学生の怪獣少女が追加ボインの眼鏡OLとなって登場し、彼女の口から怪獣が出現する世界は境界が脆くなることが語られた。

これにより、フジヨキ台はツツジ台とは違うコンピュータワールドであるばかりか、時間軸が違ったり、5話のプール監視員もあいまって並行同位体が存在する可能性までも浮上した。……まあ、2代目さんも帯刀くんも元が怪獣なので、普通の人間(コンポイドやレプリコンポイド)より成長が早いだけかも知れないけど。

編集者:うるま
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