「それが使命ですから」
「調子に乗るなよ麻中蓬」
「ふざけるなよ麻中蓬」
CV:鈴村健一
プロフィール
身長 | 175cm |
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体重 | 65kg |
血液型 | ? |
趣味 | ひみつ |
概要
細身だが均整の取れた体格をしており、身長もガウマと同じくらい。銀髪で伸ばした前髪を左側に垂らすアシンメトリーな髪型をしている。
その正体は、前作に登場したアンチが成長した姿で。超全集など公式の資料でも曖昧にボカされていた。
(放送終了後に行われた『戦姫絶唱シンフォギアXD』でのコラボイベント『合体戦姫ダイナギア』では『SSSS.GRIDMAN』の「グリッドナイト(アンチ)」と『SSSS.DYNAZENON』の「ナイト」が同一人物としっかり明言されていた。)
右側の襟に炎の意匠をあしらった紺のスーツと黒いネクタイを着用し、腰に赤い剣「レプリナイトキャリバー」を帯刀している。
相棒の2代目には終始敬語でコミュニケーションをとっており、常に礼儀正しく接している。また彼女に馴れ馴れしく触ろうものなら、全力で凄みにいく。
ボイスドラマ8.8回では、2代目からの誘導で「カップルみたいです」と言わされた蓬に躊躇なくセコム(物理)を発動させており、2代目とは反対に自分たちの関係を「俗世的な観点」で見られることを快く思っていないらしい。
一方、見知らぬ第三者に対しては冷徹で当たりが強く、特に「戦う」ことに対する姿勢については厳しく相手を批評することもためらわない。ガウマ隊に対しても当初は懐疑的であった。
第8回では怪獣の幼生であるザイオーンに躊躇なく殺処分を決定し、「怪獣の感情」について考える蓬には「躊躇えば取り返しがつかない」と現実的な意見を突き付け、「監視」を願い出たにもかかわらず逃がしたうえに町に被害を出したガウマに無言で腹パン制裁を見舞うなど、シビアな視点に徹している。
しかしそれは彼なりの「戦い」に対する真摯な思いの表れであり、相手の意思を汲んで共闘することもやぶさかではない。
グリッドナイトへの変身も健在で、恰好は前作の不審者33歳を参考にしている節があるが、こちらは特に不審者扱いされていない。
元が怪獣なので、人間(コンポイド、レプリコンポイド)より成長が早い可能性が濃厚だが、2018年設定の前作では宝多六花からおかっぱ男子中学生に間違われる見た目だったのが、2020年設定の今作では未成年に見えない見た目になっており、相方ほどではないが、大幅に変化している。
コンピュータワールドを渡り歩き、あらゆる怪獣の脅威から世界を守っており、怪獣が出現する世界には、それに対する抗体のような存在が出現することを知っている。
小ネタ
- 初期キービジュアル
初期キービジュアルでもある公式ホームの01画像において、水門の上におかっぱ頭の人物がいるのが、グリッドナイトが出た第6回時点ではこれが前作でおかっぱ頭であったナイトと予想する一部視聴者もいたが、実際に出てきたナイトは、おかっぱ頭でなくアシンメトリーな髪型であった。おそらくだが正しくは彼女と推測される。
- 戦い方
今作における彼が変身したグリッドナイトは、怪獣を倒す際には海の沖や、街から上空高く離れた場所で怪獣が爆発するように配慮して街に被害を出さないようにしている。かつて、一般人の代表から「お前達が暴れるせいで犠牲になる人が出る」と言われた際に「足元を気にしていては戦えない」と冷たくあしらっていた事を思うと、いかに彼の戦いへの考え方が変わっているかがよく分かる。
- キャラクターモチーフ
前作に登場したアンチがSG版ロディマスであることを考えると、彼のモデルは日本未放映のアニメ「トランスフォーマーパワーオブザプライムズ」に登場した、マトリクスオブカオスを取り込んだロディマスユニクロナスと推測される。
関連タグ
ウルトラマンゼロ:同じく円谷作品のヒーロー。後輩の作品にレギュラーで出演し、新形態を手に入れている点が共通している。
ジャグラスジャグラー:同じく円谷作品のキャラクター。主人公と敵対していたが後に改心し、後輩の作品にレギュラーで出演して新たな力を手に入れる点が共通している。
ヒジリ・アキト:同じ年に放送された円谷作品のヒロインのセコム
この先ネタバレ
『グリッドマンユニバース』での活躍
グリッドマンや新世紀中学生達とは別れて異変を調査していたが、ドムギラン戦で合流する。
苦戦の末、ドムギランを撃破するが
その瞬間もう一人のグリッドナイトが現れグリッドマンを刺し貫いた。グリッドマンの変身が解けると同時にナイト、そして2代目やガウマ隊たち『SSSS.DYNAZENON』のメンバーは消滅。
変身を解いた、もう一人のグリッドナイト・眼帯の少年と怪獣少女は残された内海と六花に事情を説明する。
『SSSS.GRIDMAN』の後、黒幕の手に落ちたグリッドマンは宇宙と化し、創造能力を悪用され新たな宇宙を生み出し続けていた。つまりはフジヨキ台も、そこで生きる人々もグリッドマンに創られた存在で、ナイトと2代目もまたグリッドマンの持つアンチとアノシラスの記憶から創られた存在であった。
だが、グリッドマンを救出した後、ある人物の協力で消滅したグリッドマン製の宇宙も復元されており、ガウマ隊が復活した際に彼らに同期されて六花と内海の目の前でアンチの姿がナイトに変化し2人を驚かせている。(アノシラスと2代目も同様)
この時点でナイト達はSSSS.GRIDMANとSSSS.DYNAZENONの出来事を両方とも経験した同一存在になったのだが直後に最終決戦に突入したため、映画劇中ではその変化に深く言及されることは無かった。
しかし、その後ソフト化された際の特典ボイスドラマ「倫理観のお話」で六花がナイトに質問したことで初めて本人達の現状や自分の変化をどう思っているのかが判明しており、ナイトいわく同期による変化はグリッドナイトや怪獣アンチへの変身と変わらないことらしく現在は同期前のグリッドナイト同盟と同じくマルチバース中の様々なを世界を回って平和を守り続けているようだ。
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