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極々、地獄の編集履歴

2021-05-18 20:25:50 バージョン

極々、地獄

じごくえず

ヒロアカ296話のサブタイトルにして、本作のコンセプトが崩壊する切欠となった一連の悲劇。単行本派と未読の人はネタバレ注意。

概要

ネタバレ注意












エンデヴァー率いるプロヒーロー勢と死柄木率いる超常解放戦線の頂上決戦。

エッジショット達はリ・デストロトランペット外典ら重要メンバー達の拘束に成功し、それ以外の全国のアジトの制圧やシンパとなったプロヒーローたちの拘束にも成功したが、その犠牲と被害はあまりにも大きいものであった…。



蛇腔病院の方では、不完全ながらも覚醒した死柄木の崩壊でクラストらプロヒーロー数名が巻き込まれてしまい死亡。

更に超常解放戦線のアジトがある群訝山荘では、プロヒーロー達の投薬作戦も虚しくギガントマキアの圧倒的な暴力に包囲網を突破され、とある雄英高校教師らヒーロー数名も死亡してしまう。


今回の作戦のため多くのプロヒーロー達が出払ってしまったことが裏目に出て、周辺の住民の避難誘導が間に合わず、多くの街と市民がマキアの行進に巻き込まれ大量に死傷する大惨事に発展。その行進を利用して解放戦線の162名が行方をくらましていった。



最終的にマキアは超人と化した死柄木に合流してしまうが、秘密裏に復帰したベストジーニストの拘束や、投与された麻酔効果の深刻化により、満足に暴れる事もできず遂に倒れ伏した。


死柄木の方も自壊に近い敗北を喫し拘束される寸前になるが、そこで何と"個性因子"という形で彼に宿っていたオール・フォー・ワンの意識が表面に現れる。


始めから次世代に後を託す気などなく、自分も新たな肉体にするつもりだったという師の裏切りを悟った死柄木は抵抗するが、AFOは哄笑しながら近くの荼毘スピナースケプティックニア・ハイエンドらを連れ、戦闘不能となったメンバーを置いて去っていった。





同時期、お茶子蛙吹や他のプロヒーロー達と被害にあった市民を救助していたが、その時あるプロヒーローの呟きを聞いてしまう。


「やめよ..」

「これはもう ダメでしょ」


そのプロヒーローの目に移っている光景はマキアの行進で破壊された街と、どれだけ救助しても終わることのない助けを求める市民の叫びがそこに広がっていたものだった。サブタイトルである『極々、地獄』の通り、地獄絵図ともいえる惨状だった。これらの惨状をみたお茶子も動きを止めてしまう。*

これらの惨状を見たあるプロヒーローは心が折れてしまい、こう呟き続けた。


「転職先 探さなきゃ」


上記のとおりに、今回の戦いでは名のあるプロヒーローが数多く殉職及び重傷となり、夥しい数の市民が犠牲に、更に荼毘によるエンデヴァーの過去に関する内容の告発によって大きな波紋が広がるという散々な結果が残ってしまった。


それから二日後、トップ10の一人だったヨロイムシャの引退会見をきっかけに、風向きの悪さを察した多くの者たちがヒーローを辞めていってしまうという事態が発生。「ヒーロー」という存在は市民達からの信用を完全に失い、非難の的になるという事態に陥ってしまった。


牢獄を滅ぼして本体も復活したオール・フォー・ワン率いる敵勢の台頭によって、警察や政府機構もあっけなく壊滅。市民達は行き場のない絶望に振り回され、荒んだ生き方に歯止めがかからない状態に。

雄英高校を含む各地の「ヒーローアカデミア」も実質的な運営停止に陥り、ひとり姿を消したデクを尻目に、避難所として転用される事になる。



正義は敗北し、悪も誇りを失い、全てが成す術もないままグズグズ腐っていく。

そんな時代が始まり出した中で、それでも、生き残ったヒーロー達は"ヒーローの本当の意味"を問われながら、まだ見ぬ平和を取り戻すために立ち上がっていく。


関連タグ

僕のヒーローアカデミア

プロヒーロー 超常解放戦線


マリンフォード頂上戦争:同じく、作中の世界情勢が大きく変わるターニングポイントとなった戦い。

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