概要
主に悪いことが起こったときにあらわれる感情。
感情の度合いによるが、まつ毛を内側に下げ、つり目を出して口を尖らせることが多い。
怒っている本人には不快感やストレスを負いやすいが、場合によってはそれが周りの人に及ぶ可能性もあるので、注意が必要である。
心理学における「怒り」は、自分の弱さ、もしくは弱い部分を隠し通すための防衛反応・防御反応などの反射的な心理行動とされる。
子供のころに暴力・ネグレクト・いじめなどの反社会的被害を受けた者たちが「恐怖」「不安」をかかえ「臆病」となり、その抑圧され続けたトラウマがストレスとなって、それを蓄積したまま生き続けた結果、ちょっとしたことでキレやすくなり、ストレスを発散・暴発し、相手や周囲に危害を加えてしまうことがある。それらがサイクルすることによって、暴力がなくならない原因にもなっている。
窮地に陥る、恐怖を感じることなどの「不安」が蓄積されていくと、ストレスとなって相手や周囲にぶつけやすくなる。
そうなった場合、ストレスを発散するどころか、かえって自分に不快感とその後遺症が残る。
つまり、怒り=恐怖や不安からなる臆病さの現れと言っても過言ではない。
「よく吠える犬は噛まない」と同義。
人間の本質である「弱さ」の代表格ともいえる。
短気な人は、むろんキレやすく、同時にストレスを発散するため、そのことを忘れやすい。
それによって認知症になりやすく、なおかつキレることで周囲から遠ざけられて孤独に苛まれることになる。
これらは、辛抱強くない、忍耐力がない、我慢が足りないことを示している。
だが、「怒り」の定義はそれだけではない。甘やかされて育った人間にも言えること。
愛情を注いでいるが、悪いことをしたら叱らない親によって甘やかされ、わがままになって、善悪の判断が付かずに、キレれば自分の思い通りになると思い込んで育てられた者たちにも言えること。
キレれば何でも自分の思い通りになるジャイアニズムさは、支配欲・自己顕示欲などの独裁者的な心理行動が見られ、気に入らないものは排除・仲間はずれなど行動を引き起こす。
この行動も、「弱さ」、「臆病さ」が目立ち、自分の考えと違う、自分の意見に反対するものは排除する、「同じじゃないと嫌だ!」というワガママさは、否定されることに対する「不安」「恐怖」
を隠すため、「仲間はずれ」という名の「怒り」をぶつける事実の裏返しである。
自分の意見を口で言わず身体攻撃や精神攻撃で自分の意見を押し通そうとしたり(察しろというスタンス)、攻撃によって相手を屈服させようとする行為は極めて幼稚かつ卑怯であり、人としてあってはならないことである。当然相手から反撃を受けやすいし、そのような人を理解してくれる人は殆どいないであろう。
関連タグ
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余談
アニメや漫画などで、本気で怒るとほかのキャラに比べて非常に恐ろしいものも存在する(もちろん公式で)。
所謂「無表情タイプ」というやつであり、このことはピクシブも含めネタにされやすい。