巻波(艦隊これくしょん)

まきなみ

ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する夕雲型駆逐艦「巻波」をモデルとした駆逐艦娘。

図鑑データ

「夕雲型駆逐艦、五番艦の巻波。来たわ。

なに？この艦隊。提督、貴方も元気ないわね！

私が来たのよ？　そう、楽しくいきましょ！」

2021年春イベントで実装新たに追加された駆逐艦娘で、長らく空白だった夕雲型5番艦の「巻波」がモチーフ。

同イベント前段作戦最終作戦海域【ルンガ沖夜戦】で入手できる。

2021年4月30日に配布された2021年3月作戦報酬「水雷戦隊熟練見張員」に「長波」似、「高波」似の妖精と一緒にもう一人見慣れない妖精が描かれていた。イベントのモチーフから「巻波」が有力視されていたが「髪の毛を御団子状にしている」事から「若しかして玉波なのか？」とも予想された。

後段作戦で妹艦の涼波も実装されたが1つのイベントで夕雲型が2隻実装されたのは2014年の「AL作戦/MI作戦」以来である（この時に早霜と清霜が実装された）

長波と高波の間で夕雲型の1桁台という事もあり制服や艤装等で大きな差異はない。

せいぜいネクタイが細いタイプ位といった違いだろうか。

衣笠と長波、および名前が非常によく似た巻雲を足して3で割ったような髪型で、ダークグレイを基調に内側などに鶯色が混ざる。目の色もグレイ。後述する性格と相まって小さい衣笠とも呼ばれている。

高波と同じく胸部装甲は控えめ。

しかし中破すると臙脂色の下着が露わになる。

邂逅時から大潮よろしくアゲアゲ。おでこが出てることや明るく快活なイメージ。

時報等などで頻繁に長波姉に言及する。なお若干早口な感じで呼ぶためか「なななみ姉」と空耳する提督が多数。

カレー好きで、朝昼夜とカレー三昧。特に夜はF作業の釣果をふんだんに投入したシーフードカレーである。カレーレシピは金剛から教わったものであるらしく、それに関連して、巻波のセリフで金剛四姉妹に言及しているものがある。また髪型を御団子にしているのは金剛への憧れ或いは影響された可能性も考えられる。

また同型の岸波と同じくらいF作業にもこだわりがあり、史実の就役順も考えると、31駆のF作業ガチ勢は、この巻波から岸波に影響を受けた可能性が考えられる。

直ぐ下の妹である高波が長波にくっついていてそれを引き離そうとしている他母港で高波が自分にもくっついていると勘違いして注意しようとするが提督だと分かり「はぁ？意味わかんな～い。な～に？」と返している

第十五駆逐隊(黒潮・親潮・陽炎での編成時)、最期を共にした妹の大波(未実装)が挙げられる。

Lv30で改造可能と昨今の駆逐艦の「改」への改造可能レベルが高騰してる状況において簡単に改まで改造できる

夕雲型の1桁台の艦だが前後の長波改や高波改と比較すると火力が改時点で【53】あり雷装も【81】と夜戦火力が【53+81＝134】と改段階の駆逐艦としては高い。特にイベント開始前に上方修正された【Ｄ型改二+魚雷+電探】での主魚電カットインにも対応し易い。

問題は高波改未満の運の低さで改でも初期値が【9】止まりで最大で【53】である。その為基本は主砲2本での連撃運用となるが補強増設を施すならばそこに「熟練見張員」や「水雷戦隊熟練見張員」を装備する事で発動率の底上げとカットインの種類を増やす事ができる。

地味に索敵値が高波改と同値の【54】なので索敵に貢献できる。対潜値が夕雲型としてみると低めの【66】なので上位装備等で補う必要がある。

海上自衛隊が現在運用しているたかなみ型護衛艦の3番艦に、当代が3代目の「まきなみ」があり、第3護衛隊群第7護衛隊(大湊基地)に所属している。今回のイベント後段作戦にて、7護隊の同僚の先代になる涼波も実装された。

巻『雲』と間違われやすい艦として、その名は『艦これ』初期から上がっていた。メディアミックスですら、巻雲の方が巻波と誤植されてしまう事例すらあったほどである(この場合は出版編集部のミスである)

最も巻雲自身のキャラクターが確り認知された現在では間違える方が問題である

史実では岸波の就役は巻波戦没後（巻波修理中、同じ舞鶴で沖波が艤装工事中だった。後期組との接点はここのみ）

なお、長波・巻波で結成された31駆の最初の司令駆逐艦はこの巻波で、再編31駆での司令駆逐艦は岸波であった。

※31駆司令艦は巻波→高波【沈没で司令戦死】→(臨時代理で巻波艦長)→大波【沈没で司令戦死】→岸波となっている。