概要
主人公(笑)、メインヒロイン(笑)の類義語。英雄的ポジションのキャラクター、もしくは女主人公の相手役なのに影の薄いキャラクターのこと。
※注意 特定のキャラクター、作品は例に出さないで下さい。
ヒーロー(笑)に陥りやすい男性キャラの例
- テンプレキャラで人間味に乏しい。
- 明確な個性がない。それでいて脇役やヒロインのキャラが濃く、ヒーローなのに影が薄い。
- いかにも女主人公とくっつきそうなのに結局結ばれない(バウムクーヘンエンドの片割れ)。
- 個性がないBLゲームの主人公(個性的な攻略キャラ同士のカップリングのほうが腐女子には人気で、主人公のスチルがない乙女ゲームで代用可能)。
- 主人公の性別が選べるゲーム、複数の主人公がいるゲームでメインの主人公なのにも関わらず格好悪く、他主人公に感情移入するプレイヤーに反面教師にされる男主人公(性能が微妙、浮気性、パーティーに入れる必要がない、人気投票で女主人公や他の男性キャラよりも人気が低い、それでいて1~3の特徴を押さえているなど)。
- 原作のジャンルが変わり、存在そのものを抹消される(例:個性がない男の主人公にヒロインが付いた作品→ヒロインそのものが主人公の作品、個性がない男がヒロインに振られる作品→ヒロインに選ばれる男が主人公の作品、個性のないヒーローが中心人物の作品→作品の中で行われていた劇であり、ヒーローを含めたレギュラー全員が個性的な役者だった作品)。
- ヒーローからヴィランに変貌を遂げる。
- 不信感があり、サブヒーローかどうかも怪しい(地味子の男性版ならまだいいほうで、クズモブの可能性すらある)。
ヒーロー(笑)とは呼ばれにくい例
- どう見てもバウムクーヘンエンドではない(『男友達と連れ立つ、カメラに微笑むなどの固有の演出がある』『ゆるキャラなどであからさまな案内人』など)。
- 近いポジションの男性キャラが二人以上いて、友達と自分たちの待遇の悪さをギャグで済ましている(残念なイケメンの表現)。
- 「地味」「活躍できない」「不潔」「主人公補正が強い」といったポジションが女主人公(ヒロイン)にいて、男性キャラにはそのポジションがいない。
- ゲス、ブ男、ピエロなどの変わったキャラ付けだが、個性豊かな脇役として描かれている(特にレギュラー以外のモブ)。
- ゲームなどではプレーヤーの感情移入を誘うため主人公に明確な個性が設定されないことが多いが、このようなタイプの主人公はスケルトンヒーローといい、あまりヒーロー(笑)扱いはされない。ギャルゲー主人公やエロゲ主人公も似たようなものだが、「優柔不断で没個性なのになぜモテモテなのか」という不自然さを突っ込まれることはある。
関連タグ
ライバル(笑)、幹部(笑)、ラスボス(笑):敵キャラの場合はこちらに数えられる。