ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

悟空インパルスガンダムの編集履歴

2021/06/24 21:40:25 版

編集者:雪雫

編集内容:公式サイトが更新されたので情報を追記。

CV:金田アキ

演:インパルスガンダム機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

概要

本作の主人公の一人であり、EDのスタッフロールでは前作主人公の劉備をさしおいて最初に記載されている。

突如宇宙から赤い流星のような状態で舞台となる劉備ユニコーンガンダムらが住む星へと飛来した謎の少年。ネオワールドのキャプテンシティで暴れまわった後、サージェントヴェルデバスターガンダムに敗れ、そのまま劉備達が住んでいるキングダムワールドに飛来した。

サージェントからは「ノーティライオン」とコードネームが付けられた。

記憶喪失らしく名前以外自分が何者なのかも不明らしい。普段の性格は口数少ない野生児といった感が強く、また自分の分の食事を勝手に食べた劉備に激怒し襲いかかる、懐いた諸葛亮フリーダムガンダムに本人の気持ちや事情にも配慮せず四六時中ついてまわるなど幼い子供のような行動も目立つ(どうやら三蔵と見間違えている模様)。

ナイトワールドを訪れてすぐ諸葛亮がダークマスクを被ってしまった騒動の後、沙悟浄の名前を知っているか劉備に問われた際に、「覚えてないけど大事な名前の気がする」と答えるが、頭痛を訴えたためその話は中断された。その際に見た夢で悟空は幼い自分と沙悟浄、猪八戒が一緒に遊んでいる姿を見、目覚めた時に涙を流している。

ナイトワールド王都近くでロビンフッドとの戦闘で変身した猪八戒の姿から元に戻り、気を失っている間に見た過去の記憶らしき光景では、沙悟浄や猪八戒とは別体で、真っ白な施設で三人一緒に暮らしていたようだが、その様子はまるで実験体への扱いにしか見えず、組手のシーンで聞こえた指示の声が三蔵と同じだったこと(というかEDクレジットで三蔵と明記されていた)から彼への疑惑と悟空の出自への不安が高まっている。

そしてその光景の最後に映されたのは、赤い照明に照らされ警報の響く施設内に、猪八戒に変身する前に見た劉備のように、倒れ伏した沙悟浄と猪八戒の姿だった。

悟空が揺さぶっても二人は反応すら返さなかった様子から、おそらく彼らが死亡し何かがあって二人の人格が悟空の中に宿されたと思われる。

ネオワールドでかつて起こした騒動から警察に逮捕され、その危険性から特殊な牢へ収監された際、その状況への嫌悪感から一瞬だけ手術室と研究員らしき光景と白い部屋の覗き窓からこちらを見る三蔵らしき人物が脳裏にフラッシュバックする。

記憶が無い事も含め、ネオワールドで自らが起こした事を知り自分の存在に思い悩むようになった。

紆余曲折を経てネオワールドのハロを手に入れた後、劉備たちと共にを見上げていた時、悟空は思い出した。

自分はあそこから逃げて来た、という事を。

再びナイトワールドに向かう道中、「かつて自分は月に有った刑務所に入れられていた」という記憶を思い出した事を劉備たちに話したが、どうして収監されていたのかどうやって逃げて来たのかはまだ思い出せていない。

雪原を進む中、吹雪による真っ白な視界とはぐれない様に劉備がバイクに着けたパトランプの灯りによって、以前に夢で見た沙悟浄と猪八戒が倒れ伏す光景の続きを思い出す。倒れた二人の前でショックを受けている悟空の前に黒く染まった三蔵に似た人物(CV.三木眞一郎)が悟空を責め立てる。これによって刑務所に収監されたと思われる。

その時の光景を思い出したショックでその時のことを必死に否定しながら錯乱する悟空は近づいてきた諸葛亮を自分を責め立てた人物と誤認、剛猿形態へとなり再び暴走。

劉備の手加減した一撃で鎮静したかに見えたが、猪八戒シルエットへと変身し猪八戒の意識が必死に止めるもそれを抑え込み劉備たちを攻撃、この時に一瞬だがダークマスクを飲み込んだ信長や才蔵のような眼になっていた。更に沙悟浄シルエットへと変身、沙悟浄もまた悟空を鎮めようとするも失敗、苦しみながら通常の姿を含めて三つの姿に連続で切り替わっていく内、狒々の仮面を被った悟空シルエットへと変身。

「自分は宇宙一(の強者)だ」と言い放つ傲岸不遜な言動で劉備たちに襲い掛かるが、ダークマスクの反応によって駆け付け、割って入った曹操ウイングガンダム佐助デルタガンダムによって阻まれる。

戦闘を観察していた諸葛亮によって狒々の仮面を庇う動きに気づかれ、劉備と曹操の連携によって仮面を破壊され気を失った。

ヒーローズのPVでは「月からの侵略者」というワードが流星として落ちて来る悟空の映像の次に表示されていたが、果たして…。

能力

非常に身軽かつ機敏な動きで縦横無尽に飛び回り、獣のような荒々しい戦い方で相手を翻弄する。如意棒を所持しているが蹴り技を多用したり、尻尾を伸ばし敵を拘束する技能などももっている。また移動用に觔斗雲のような空飛ぶ雲も所持している。なお、「如意棒」は尻尾が変化したもの。

觔斗雲には自動的に動く機能があるようで、ヒーローズ序盤でサージェントの攻撃によって負傷し気絶した悟空は、それによってキングダムワールドまで移動した。

剛猿形態

CV:松田修平

悟空が発揮する謎の能力。のような仮面のようなものと鍵爪型の武器である「紅蓮爪」を装着し、更に何倍もの大きさに巨大化する。この状態では身軽さはそのまま攻撃力・防御力は見た目通り跳ね上がっているようで、ミサイルランチャーの十字砲火や必殺技級の攻撃を連続で食らっても耐えたり迎撃したりしている。

第1話では劉備が前作での最強形態「龍賢劉備ユニコーンガンダム」でようやく変身解除に持ち込んだが、12話で再び変身した際は手加減した超絶竜破斬で止められた。

沙悟浄インパルスガンダム

沙悟浄シルエットを装備した状態。スピードを生かした足技を得意とする。

アニメでは関西弁を喋り、性格さえ変わっている。一人称は「ワイ」。

悟空のことを知っているあたり、別人格ではなく同じ肉体に別人が混在している可能性がある。

悟空のように諸葛亮を三蔵と見間違えたようだが、彼に懐いた悟空とは逆に怯えるかのような反応を示した。

猪八戒インパルスガンダム

猪八戒シルエットを装備した状態。見た目通りのパワーファイターで巨大な腕を使った技を駆使する。

アニメでは九州訛りで喋り、公式サイトで食いしん坊と書かれている通り、初登場の戦闘直後に空腹を訴えていた。一人称は「オイラ」。

彼も悟空の事を知っており、劉備と諸葛亮が悟空の友達と聞くと友好的な態度になった。悟空らと違って、諸葛亮に対して特に反応はしなかった。

悟空シルエット

剛猿形態で使用している仮面を上記のシルエットで纏う鎧のように装備した姿。

脚部のブレード部分はこの姿になる前から戦闘時に展開したりしていた。11話時点までOPでしか使用していなかった如意棒をメイン武器にして戦う。

公式サイトの解説より抜粋「内なる力に目覚めた悟空本来の戦闘形態。大きな武器は持っていないが近接格闘能力はとても高い。」

狒々の仮面はダークマスクと同様に被ると絶大な力を得るが、その代償に我を失ってしまうらしく、作中でも黒い三蔵の声に操られるかのように暴走。仮面によって別人格を宿しているのかこれを破壊されると同時に変身が解除され意識を失った。

余談

モチーフは「西遊記」に登場する孫悟空と思われる。その所為か沙悟浄猪八戒がモチーフのガンダムがそのうち登場すると考察するファンもいたがその通りとなった。

結果としては、彼らをモチーフとした人物が登場する形ではなく、演者であるインパルスガンダムの設定の一つの武装換装システムであるシルエットシステムをもとに、悟空インパルスガンダムの装備を変更する形でそれぞれのキャラクターを表現する形となった(沙悟浄シルエット猪八戒シルエット)。

幼少期の回想から、インパルスガンダムの登場した『ガンダムSEEDDESTENY』のエクステンデットたちを連想した視聴者もいる。

関連タグ

SDガンダム  孫悟空

インパルスガンダム(演者となったガンダム。加えて上記にもあるように仲間の再現を、シルエットシステムをモチーフとした武装換装で表現したり、フリーダムガンダムストライクフリーダムガンダム)を演者としたキャラクターたちと深い関係性があったりと、原典の要素を見た目以外にもかなり受け継いでいる。加えて言えば、バーサーカー的な気質は、パイロットであるシン・アスカの要素を含んでいる可能性も)

野生児 多重人格

孫悟空(ドラゴンボール):「宇宙から来た存在」「巨大な猿に変身して大暴れ」など『西遊記』の悟空だけでなくこちらの悟空を想わせる要素も散見される。

キングコング:ネオワールドで摩天楼の上に上るシーンは明らかにこれがモデルであろう

破牙丸:赤メインのボディカラーに獣のような形態への変身、尻尾のようなパーツや荒々しい戦い方など似ている要素が多い武者ガンダム。

ファントム(遊戯王ARC-V):体に他者の人格が宿っておりそれぞれが違う戦闘スタイル、その人格たちが肉体の主と幼少期からの親しい間柄だったなどの共通点を持つ。キャラクターとしてのカラーが赤繋がり。

悟空インパルスガンダムの編集履歴

2021/06/24 21:40:25 版

編集者:雪雫

編集内容:公式サイトが更新されたので情報を追記。