CV:三浦勝之
著名人:猿飛佐助
MS:デルタガンダム(Z-MSV)
概要
信長ガンダムエピオン直属の忍者。
本来デルタガンダムは百式同様に金色に塗られることを想定した機体だが、忍者だからか全身が黒一色。
一人称は拙者で語尾「~で御座る」と付けるなど、話口調は典型的な忍者そのもの。
血気盛んな信長とは対照的に常に冷静な言動で、信長の良きフォロー役。
一方で、信長が持つカリスマ性に心底惚れこんでおり、彼に付き従う一方で、道を踏み外しそうになった彼を止めようと躍起になる姿も持つ正真正銘の忠臣。
その一方で、仲間や同僚を過度に信じすぎてしまう等忍者らしからぬお人好しな面もある。
また、信長を敬い影に徹している姿勢も作中では問題視されていた。
信長の側近だけあって戦闘能力や忍術の腕前は高く、中でも変装や変化の術を操る。
同郷の才蔵ガンダムデルタカイからは「天才」と言われておりその強さに嫉妬されていた。
特に潜入や複数戦では、狐のような姿の「潜狐形態」に変形する。
この見た目からか「潜影の銀狐」の二つ名があるようだ。
武器
稲荷
愛用の忍者刀。
優秀な忍者である佐助のみに与えられた銘のある一品。
民俗学で狐は稲荷神の使いとされる。
六文手裏剣 狢(ロクモンシュリケン ムジナ)
後頭部に装着している巨大な手裏剣で、その名の通り6つの刃を持つ。
狢とはニホンアナグマの意。
鉤爪(正式名称不明)
常に両腕に装着している。
行動
第7話にて、信長が利休ガンダムこと司馬懿デスティニーガンダムの誘いに乗ってダークマスクに手を出してしまうと、一度接触した曹操ウイングガンダムに信長を止めるよう懇願。
その戦いに自分も参加しようとするも、同僚であった筈の才蔵ガンダムデルタカイの裏切りに合って深い傷を負ってしまう。
その上、曹操も信長に敵わず、共に撤退を試みるも失敗。
信長の攻撃で吹き飛ばされてしまうが、致命傷は免れており、漂着した先の小さな村の住民達に救われ、事なきを得る。
その後は、信長を止めるべく、曹操と行動を共にするようになる。
劉備達と合流したが、曹操が信長と互角に渡り合うためには強力な武器が必要と判断したため名刀を打てる刀鍛冶の場所まで案内することになり、レジーナワールドで合流する約束をして劉備達と別れた。
訪れた刀鍛冶マゴハチの元では幻術の信長に勝利し、マゴハチからは巻物を手渡される。
その後、曹操と共にレジーナワールドに向かう道中で才蔵やダークマスク兵の襲撃を受けたことで曹操を信長の元に向かわせた。
頼りにしてた巻物を読むことができずに劣勢となり才蔵から嬲られるも、才蔵の言葉から曹操やマゴハチからも言われていた信長の影になろうとするあまりに信長を越え自分自身で助けようという意思が弱かったことを自覚。
信長を止める覚悟、信長を越える覚悟、命を懸けても戦う覚悟を決めたことで巻物が読めるようになり、黄金に輝き『九身陽炎』を発動しダークマスク兵を撃破、分身を全て束ねた『雷帝妖狐』で才蔵を倒した。
その後、曹操に敗北するもダークマスクを暴走させられた信長を救い出し、再び信長が暴走したとしても仲間の自分が目を覚まさせる覚悟と強さを見せ、才蔵と共にけがを負った信長を連れ曹操と別れた。
最終決戦には信長と共に戦艦アヅチで駆けつけ火器管制を担当した。
全てが終わってからは曹操に再び礼を言い、いつか恩を返すことを約束して握手している。
余談
『教えて!ガンプラコンシェルジュ!! # 144』でのデザイナーの宮内利尚によれば色や頭部にある角は自身の好きな百鬼丸(SD戦国伝)の影響。
意図したものかは不明だがモチーフが百式のバリエーションという点も共通する。
『機動戦士ガンダム水星の魔女』のミオリネ・レンブランが相方のスレッタ・マーキュリーが「タヌキ顔」と呼ばれているので何度もキツネに例えられている。
関連タグ
外部リンク
『SDガンダムワールド ヒーローズ』キャラクター紹介PV「ムシャワールド」編