ゲキ
げき
概要
恐竜戦隊ジュウレンジャーに登場したヤマト族プリンスで正義の戦士。24歳。
人物像
優れた剣術と真っ直ぐな性格の持ち主であり、正義に燃える熱血漢のリーダー。
神である守護獣を慕ってはいるが、一方で理不尽な命令に対しては反論すると同時に自分の正義も訴える等、芯の強さも見せる。「ゲキ」という名前はそれを意する「激」から来ている。
当初はドーラスフィンクスに自分の弱点を謎々にして出させたり、ドーラゴブリンを騙して靴を逆に履かせたりと知恵を駆使していたが、後半になるにつれて猪突の勢いが出てきた。
19話では大怪我をした少年に「これには不思議な力があって、すぐに良くなる」と言い変身メダルを渡し自分の事よりも子どもの事を優先した
生い立ち
元々はヤマト王族の黒騎士の次男で、1歳の時に養子としてヤマト国王に引き取られたが、本人はその事実を兄であるブライの登場まで知らなかった。その養父母と10歳になる妹を1億7千万年前のバンドーラとの戦いで失っていることもあって、実の兄のブライを慕う気持ちは強い(恐らく妹は養父母の実子であり、ゲキとは血がつながっていないと思われる)その事もあってか兄が絡むと冷静さを失いがちになる。
兄との戦い
ブライが敵となっていた頃は兄への情ゆえに戦意が鈍ってしまいチームワークを乱し大獣神を倒される事態にまで発展してしまった。自らの甘さが招いた事態を痛感して、ブライを討つことを決意。一騎打ちを果たし最終的に勝利を果たす。そして大獣神の命令に逆らいブライに止めを刺す事を出来ずその場を離れた隙にブライが斬り掛かろうとするが「俺の命で、兄さんの復讐が終わるのなら構わない」とブライに自身の命を預け、その行動から彼を改心させ、兄との和解を果たした。
和解そして…
しかし31話にてブライの寿命を知ったことでさらに苦悩し、そこをバンドーラにつけこまれ、またもやチームワークを乱してしまうが、「俺の幸せは、悪を倒し、自分の手で兄さんを救うことだ」と新たに決意するが、ついにブライを喪ってしまう。その際にブライから獣奏剣、ドラゴンアーマー、レンジャーアームレットを継承しアームドティラノレンジャーへと強化された。
そして悲しみを乗り越えると共に兄の遺志と力を受け継ぎ、戦士として大きく成長した。
戦いが終わり
バンドーラとの戦いに勝利した後、雲に乗って神の国へ帰って行った(ゲキは兄と再会したのか不明)形で終了したがその後「諸国を漫遊していた」らしい(2014年ハイパーホビー2月号インタビューより)
本編以外での活躍
スーパー戦隊ワールドには声のみで出演。
恐竜大決戦!さらば永遠の友よには本人が出演。伯亜凌駕/アバレッドと揃ってボルドス軍に捕らえられ、洗脳されてしまう。
やや太ましくなっていたりキーアイテムである獣電池の使い方も理解していたのはご愛嬌。
桐生ダンテツにもその存在を知られていた。