プロフィール
概要
アキノ・ウィスタリアはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
ゲーム内での表記は主に「アキノ」。無印版の藤堂秋乃にあたる。
一人前の商人になるため、父の部下であったミフユ、ユカリと共にギルド【メルクリウス財団】を結成し、ギルドマスターを務めている。ちなみにギルド内お説教案件においての戦績は1勝1敗。
なお家名のウィスタリアは、ウィスタリア=wistaria=フジ属の意味で「藤」堂に繋がるネーミング。
チュートリアルの★3確定ガチャで仲間にできるキャラクターのひとり。
「2.5周年直前生放送!」にて、2020年9月7日にサレンと一緒に★6才能開花が実装されることが明らかにされた。これによって、晴れてギルドメンバー全員★6実装という快挙を成し遂げている。
人物
由緒正しい商家・ウィスタリア家の令嬢。アストライア大陸内では良い意味でも悪い意味でも有名人。ライバル令嬢のような甲高い笑い声(高笑い)が特徴。
箱入り娘として育てられたため、世間一般の常識に極めて疎く、超ド天然。その為に価値観が自分中心であり、経済も自分が気に入ったものは金を払えば手に入る(価格という概念は無い)と思い込んでおり、「赤ちゃん」と形容される主人公より世間を知らない。その為に、アキノの前では基本ボケ役の主人公すらも振り回され、ツッコミ役に回っている。
さすがにこのままではまずいと思ったのか、(そうなるまで甘やかしていた)父親によって、社会勉強として(アシスタント付きで)メルクリウス財団を経営する事となった。
メリクリウス財団の経営と、主人公達との冒険を通じて、時系列と共に少しずつ世間の常識や経済を理解し、一人前の商人として成長している。
世間知らずではあるが、その(常人から見れば突拍子もない)発想と行動力、そしてそれらを実現してしまう天才的な能力によって、商売から戦闘まであらゆることを熟すことができる。商人としての鼻も効くようで、直感的ではあるが経済の概要を理解し、イベント『タマキとミフユの無人島0ルピ生活』ではまやかしの島の中で流通している通貨を破綻に追い込んだりと、商人として確かな才覚を持っている。
また正義感が強く、「ノブレスオブリージュ(貴人はその権力に比例して社会の発展に貢献しなくてはいけないという道徳観)」という信念を持っている。
ただし頑固なところもあり、自分が正しいと思ったことは絶対に曲げない質であり、その為に度々暴走してしまうトラブルメーカー。それでいて、あらゆる失敗も教訓に変える前向きさと、どんな失敗も致命傷にならないという強運の持ち主でもある。
ちなみに、家の中を移動しようとして、登山してしまう程の、天才的な方向音痴。これに関しては自覚があるようで、自身で何度も矯正しようとしているのだが、特に成果は見られない。普段は部下に同伴してもらうか、飛空艇に乗って移動することで事なきを得ている。
主人公との出会いは、その方向音痴によって登山していたところ、採取系クエストをしてた主人公に助けられたのが始まり。彼女にとって主人公は、世間という自身にとっての異世界を初めて教えてくれた人物であり、悲嘆に暮れていた所を助けてくれた恩人であり、自身の正義感や道徳観と合致する殿方である。そのために、自覚はないが一目惚れにような状態になり、隙あらば主人公を自分の騎士に勧誘するが、その度に断られるのがテンプレとなっている。
サレンとは幼馴染であり、宿敵と書いて「とも」と呼ぶ関係。
子供っぽさを残すアキノにとってサレンは、自身と同年代でありながら、商人としても人間としても成熟した、人間として見習うべき目標としている。
またお互いに主人公のことを好いていることを知っており、恋敵でもある。
ストーリー
メインストーリー第1部6章では飛空艇を引っ提げ登場。縄梯子を滑り降りるなどギルド活動を通じて逞しく成長している様子。
しかし第14章では、巨大なゴーレムの魔物に対して、タマキが操縦している飛空艇を空中から落下させて爆散させるというとんでもない手法でゴーレムをやっつけることを企てる。この時は超能力が使えるハツネがたまたま通りかかったことで、タマキの救出と飛空艇のコントロールができたから良かったものの、一歩間違えればタマキの尊い命を亡くしていたことについては言うまでもない(貴重な飛空艇を失ったことによる財団の大損失は逃れられなかったようだが)。
公式4コマ漫画「ぷりこねっ!りだいぶ」では商売のため常に宝石を持ち歩いている様子が描写されている。商売が目的でないから普段より少なめと言ったその宝石袋はユカリからすればとてつもなく重いものであり、相当な力持ちである事が伺える。
サレンが「上品さ」をイメージした描写をされるのに対し、アキノは「逞しさ」をイメージして描かれることが多い。
イベント『激走! ランドソルギルドレース』では、【メルクリウス財団】として第2区を走った。
中間地点にある借り物競争のお題が「あなたが思うごちそう」だった為、王宮直属のシェフを呼んだクリスティーナに対抗して、ウィスタリア家直属のシェフを呼び彼女と張り合った。
その結果レースそっちのけで料理対決となってしまったが、二人はまんざらでもなかった様子。
その後に出された次のお題が「あなたが信頼している異性」だったが、他の走者も主人公が想い人だったため、彼女らと共に主人公を連れ、第2区では同着1位でミフユにたすきをつなげた。
イベント『授けの財団と聖なる学者の異端児』では特別講師として「聖テレサ女学院」に招かれる。
そこで知り合った【なかよし部】に振り回され度しがたい悪魔兵器を作ってしまう。
最終的にその度しがたい悪魔兵器に特攻してお星さまになってしまったが、何事も無いように無事に生還していた。
続編である『鋼の聖女と聖なる学者の異端児』では「聖テレサ女学院」で開催された「聖学祭」の出資者として学院を訪問した。そこでなかよし部解散の危機を知るも、直接的な関与はせず応援のみに徹した。が、先の事件の後始末が間接的に功を成し学院を守る事になる、聖学祭における真の救世主。
イベント『デビュタント・シャングリ・ラ 聖夜のラブゲーム』ではメインを務める。
商談の為に【デビュタント・シャングリ・ラ】と呼ばれるパーティーに参加し、そこでサレンと出会いお互いの商談数で競い合おうとするがパーティーの実態がお見合いパーティーであることを知り早々と退場しようとする。だがお見合い候補の中に主人公がいることを知り、パーティーに残りサレンと自身の恋心を賭けた勝負する事になる。
TVアニメ版
「あらためまして、ご機嫌よう!」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。
OP映像に出演してるほか、第9話ではメインで出演。水着回ということで、原作のイベントである『無人島0ルピ生活』で披露した水着姿で登場している(公式サイトの紹介ページも水着)。
キャルがタマキのタイ焼きの屋台に対して難癖をつけてきた為、タイ焼きに対して「海の中で冷えた身体だからこそ、温かい糖分補給」とフォローした上で、キャルに「この素人が!ですわ」と言いつける。
しかしサレンや、「素人」であるユウキたち美食殿メンバーが巨大なイカの魔物を退治・調理して屋台を開いたところ大繁盛したため、今後は素人の意見にも耳を傾けることにし、サレンと優雅に乾杯するのであった。ちなみに、アキノの特徴である高笑いはアニメではしていない。
スキル
通常
ユニオンバースト | ノーブルアサルト | 敵単体に物理特大ダメージ |
---|---|---|
ノーブルプロミネンス | ↑のダメージ上昇+物理ダメージフィールド+物攻特大アップ&物魔吸収バリア | |
スキル | プラウドスラッシュ | 敵単体に物理中ダメージ+物攻小アップ+カウンター状態 |
プラウドスラッシュ+ | ↑に加えTP上昇小アップ+挑発 | |
ヒーリングジュエル | 周囲に味方のHPを小回復するフィールドを展開 | |
EXスキル | フレイムソウル | 物理攻撃力中アップ |
フレイムソウル+ | 物理攻撃力中アップ+物理防御力小アップ |
クリスマス
ユニオンバースト | ノーブルイルミネーション | 敵単体に物理大ダメージ(【聖夜の煌き】に応じて威力アップ) |
---|---|---|
スキル | ホーリープライズ | ステータスアップ時に【聖夜の煌き】付与(永続)+物攻・物クリティカル大アップ+TP上昇小アップ |
ブリリアントスラッシュ | 敵単体に物理小ダメージ(【聖夜の煌き】に応じて威力アップ) | |
EXスキル | セイント・オブリージュ | 物理攻撃力中アップ |
セイント・オブリージュ+ | 物理攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【物理】
前衛で大暴れして攻める、令嬢剣士。
自分の周りに、味方を回復するフィールドを作り出し、自ら前線を支え導く姿も、名家を背負う者のあるべき姿。
オーソドックスな剣士系物理アタッカー。
パラメータについては、前衛アタッカーの割には攻撃力がやや低めで耐久が少し高めの、バランス寄りのタイプ。ただし、ユニオンバーストが特大ダメージである上、スキルにより自力で攻撃力を上げられるので、アタッカーとして決定力に欠くということは決してない。
ヒーリングジュエルという回復フィールドを展開するスキルも特徴的。フィールド内にいる味方キャラクターのHPを1秒ごとに回復させるというもので、瞬間の回復量は小さいが、前衛中心の編成であれば総回復量は多い。
ただし、対象はあくまでフィールド内なので、敵を倒して前線が移動すると回復するキャラクターが変わってしまう点には注意が必要。
また、プラウドスラッシュのカウンター受付時間(高笑いしているモーション)が長いため、攻撃の機会が少な目なのも難点に挙げられることも多い。
そのため、メインアタッカーというよりはアタッカー兼サポーターという立ち位置で運用した方が使いやすい。
あるクエストで非常に重宝されるというようなキャラではないが、クエストやダンジョンなど幅広い環境で安定して活躍が期待できるキャラクターである。
ただ、メモリーピースがHARD8-3と12-3にあり入手までにある程度の戦力が要求されるため、才能開花はややしにくいのが少しネックか。とはいえ12-3は需要が非常に高い装備であるアイスクレイモアの欠片もドロップするので、それ狙いで周回するといつのまにか溜まっていることもあるだろう。
2020年7月20日にイベント「タマキとミフユの無人島0ルピ生活」がサイドストーリーとして恒常化されたため、序盤からメモリーピースを集めることも可能になった。
また、キャラクターが集まり戦力が充実してくると、何かに特化しているわけでもないアキノは編成から外されがちである。ただし、この点に関しては後述する★6の実装により払拭されるものだと思われる。
2018年12月31日には専用装備「紅輝石ウィスタリア」が実装された。
装備するとプラウドスラッシュにTP上昇小アップと挑発の追加効果が付与されるため、前述した難点が改善される。
何気にタンク以外のキャラで挑発を持つ非常に珍しいキャラとなっている。
★6
「アキノ・ウィスタリアの名を世界中に轟かせますわ!」
2020年9月7日、『★6才能開花』によってアキノに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「ノーブルアサルト」から「ノーブルプロミネンス」に変化し、セットボーナスによって物理攻撃力・物理防御力・魔法防御力が大きく上昇する。
新たなユニオンバーストである「ノーブルプロミネンス」は約11倍の倍率となり、更に継続物理ダメージのフィールド展開による追撃に加え、自分の物理攻撃力を特大アップ、物理/魔法吸収バリアの展開と、やけくそと言いたくなるレベルの強化が施された。
この約11倍という数値は実装時点で最高峰の攻撃倍率であり、フィールドによるダメージもあるためUB一発辺りの総火力はかなり高い。吸収バリア展開によってプラウドスラッシュ+の挑発効果もより活きるようになった。
これにより、クランバトルでは盾役と火力枠との両立が期待されているほか、アリーナではマジカルカスミの初手のスタンを挑発で吸いつつ火力枠として運用できるなどの要因で、早くも注目されている。
最近のルナの塔やイベントボスSPECIAL等の高難度コンテンツ、特に少ない挑戦回数でのクリアが必須なルナの塔EXではほぼ必須キャラと化している。
なおUBの攻撃倍率は現在では★6カオリに最高峰の座を譲っているものの汎用性では未だトップクラスの攻撃系UBである。
ただし物理クリティカルの数値は相変わらず並であるため、ヒヨリのような火力特化キャラと比べるとダメージが若干落ちる点については注意。それでもあちらの攻撃性能が凄まじいだけで、★6アキノも火力枠として活躍はできるだろう。
また、ステータス面での耐久力は★6アタッカーの中では高いという程度で、タンクキャラと比べると数段低くなる為、UB発動前に火力が集中するとそのまま落ちてしまう事が多い。ルナの塔ではTPが溜まるまでタンクの後ろに置く等の対策が必要となる。
タンク寄りの耐久力と高火力を兼ね備える事からサポートキャラとしての適性も高く、今までヒヨリでは単騎クリアができなかったエリアも踏破可能になった。なんと★6キャラへの強化に必要なVERY HARDクエストさえ序盤の一部は単騎クリアが可能となっている。
クリスマス
【物理】
前衛で味方のサポートを力に戦う、聖夜の令嬢。
ステータスアップ効果を受けると増加する【聖夜の煌き】でスキルを大きく強化し、聖夜を彩る強烈な一撃を放つ
イベント『デビュタント・シャングリ・ラ 聖夜のラブゲーム』に合わせて登場した、期間限定のクリスマスバージョンである豪華なドレスを身に纏ったアキノ。
特殊ステータス【聖夜の煌き】を用いて戦うアタッカーとなった。
【聖夜の煌き】は自分にバフが付与される度に追加されるもので数に応じてUBやスキルの威力が増していく。
味方のバッファーが多ければ多いほど真価を発揮するのでこれらと組ませると火力が凄まじいことになる。逆にこれらを編成していないと自分自身のバフスキルを最初の1回しか使わない関係上殆ど火力を出せなくなる。
UB、スキル共に単発攻撃ということでボス戦においては強いが範囲攻撃がないので団体戦は若干苦手。
関連イラスト
関連項目
サレン…同じく経営者のお嬢様。前作のリアルでは同じ高校に通っていた。