概要
CV:佐倉綾音
本作のイベント「授けの財団と聖なる学舎の異端児」に登場した悪魔兵器…もとい巨大ロボットであり、同イベントの討伐対象ボスでもある。
人物(?)像
【メルクリウス財団】のちぇるクリウスな部分の粋を集めた技術の結晶。
ユニのぷかぷかユニコプターとチエルのおしゃべりちえるんをベースに、客からの人望も厚くファッションに一家言ある(まるでコントのような)接客のプロとしての腕を見せたクロエを性格設定に反映させた、イベント内でのなかよし部のプレゼン商品のいい所の寄せ集め…になるはずだった。
ぷかぷかユニコプターに搭載されたAIと、おしゃべりちえるんの対話機能を掛け合わせたものに、クロエの解釈違いで作られた暴言機能を搭載し、さらに校舎を真っ二つにする程の威力を持つ光線ファイナルなかよしエクスプロージョン(戦闘時のユニオンバーストでもある)、たいやきキャノン、麦しゅわスプラッシュなど、ちぇるクリウス財団の浪漫兵器を多数搭載し、コントロールも受け付けず聖テレサ女学院の中庭で大暴れを開始した。
モブ生徒いわく「暴れながら奇怪な言語を話し、相手をおディスりあそばされている」。
クロエとチエルを足して2で割ったような暴言は主に【なかよし部】がターゲットとなっていたが、その暴言の語彙力がやたらと豊富で、クロエを涙目にし、チエルとユニをキレさせた。
対象・マザーヒルダ
今日は一段とほうれい線が見事っすね。ウケる。説教くそながババア。隙あらば自分語り。教科書のような教頭ポジ。娘時分が人生のピーク。余生は寂しく生徒いじめ。神の名のもとモラハラ三昧。主の導きはだいたい妄想。 |
最初の犠牲者となったのは女性教員のマザーヒルダ。あまりの暴言っぷりにあっさり気を失ってしまった。
対象・クロエ
イキりキャンディ。場末顔。毎日が制服デー。キュート界の自称クール。デレの大安売り。ただの萌えキャラ。ランドソルおもしろネーミングセンス大会7兆点優勝。 |
初手からあまりにもキレッキレな暴言のセンスはさしものクロエもほんのり涙目となっていた。実は半分くらい褒め言葉である。
対象・チエル
騒音公害。茶番の押し売り。アイドルなり損ねクソ滑り芸人。実家で声が低そう。ビジネスちぇるーん。単発消費型コンテンツ。奇声と奇行で一生迷走。おまえ結局なにがしたいの? |
続いてターゲットになったのがチエル。
ネットのアンチコメからそのまま引用してきたかのようなキレッキレな暴言。実家で声が低そうのセンスは多くのプレイヤーの腹筋に大ダメージを与え、続編に当たる「鋼の聖女と聖なる学舎の異端児」では、実家と思われる声を出していた、というか普通に学院で低い声を出していた。
対象・ユニ
ぺったんこ。 |
おめでてーなチビ、とっくに育ち終わってンだろ。 |
シンプルにキレのある暴言。
さらに難易度VERY HARDでの戦闘前のやり取りでは「ウルさい黙レ、寸詰まり無駄知識垂れ流しマザコン。さっさトかかっテ来いチェル」という暴言を吐かれてしまっている。
この後チエルがフォローした為ユニに対するダメージがさらに増大する悪循環を生んでしまった。
見てもらっての通り、非常に煽りスキルが高く、と言うよりかは対話機能は煽りに全振りしていると言っても過言ではない。
上記の様に浪漫兵器と暴言機能を繰り出され、なかよし部とメルクリウス財団の総力戦でも歯が立たずピンチに陥るが、なかよし部はメルクリウス財団の中では血を血で洗う不仲の反社会的勢力であった為、弱点を察したユニの機転により、なかよし部が仲良くしている様を見せつけられたことにより、AIがエラーを起こし、最終的には自爆した。
その後
残された残骸がユニによって回収、再構築され、おしゃべり機能とカラーチェンジ機能を搭載したコンパクトサイズの家具『なかよしX Mk-II』へとリニューアル。イベント終了後には実際にギルドハウスアイテムとしてユーザーにプレゼントされた。
ギルドハウス内に置いておくと誰かが起動し、起動した者についていきながら時折「ちぇるーん☆」とちぇる語をばら撒く(ボイスはなし)。どうやら自爆機能は健在のようで、完成品のテストをしていたユニはうっかり自爆スイッチを押しかけた。
余談だが、このイベントでユニがクロエに対して発した
「大概にしたまえクロエ君。」
「大概だぞクロエ君。」
が非常に汎用性が高かった為、以降のクロエ関連の作品でコメント等に使われるなど広く浸透されていった。
2021年2月11日に公開された『3rd Anniversary カウントダウンログインボーナス』の【なかよし部】回では、クロエからなかよしXのことを指して「不細工ポンコツ丸」と言い返されている。
その後、直接登場はしなかったが、「鋼の聖女と聖なる学舎の異端児」のストーリー内でも度々話題に出された。そして何の因果か、学院にピンチを招いたなかよしXの事件の余波が間接的にではあるが聖学祭において学院のピンチを救う事になる。
2021年4月30日にミニゲーム「大決戦!しりとりドラゴンズ」にてこのロボの絵が描かれたパネルが追加された。当然「なかよしX」がプリコネヨミとして設定されてる他もう1つのプリコネヨミとして「ユニのりきさく」とあるがその説明文にも
「不細工ポンコツ丸とは聞き捨てならんな、大概にしたまえ。」
とまである。
2022年のレイドバトル『終炎のエリュシオン』では、同じくなかよし部登場イベントのボスである、コニちゃんズこと「名もなき芸術」とのコンビで、なかよしXがまさかの復活。
復活させたミロクは、なかよし部の心を抉る悪趣味をお持ちのようである…。
また、その際のストーリーでは、名誉なかよし部員とも言えるアオイと邂逅。したのだが…。
対象・アオイ
ギルド迷子。【フォレスティエ】留守番部。自虐と道化が安定剤。殊勝な腐り芸人。サイケデリック半裸キャンパー無観客無配信ワンマンライブ、無機物並べて毎日開催。 |
独りぼっち?危うい骨子!オマエのキャラ性だいたい崩壊!あっちの校舎?そっちの工場?今では誰より大所帯! |
テメエで掛けてる認識阻害!便利な言い訳「友達いない」!無いのは踏み込む度胸と采配!認めりゃ終われるバイバイぼっち!伸ばせば掴める蜃気楼!駆け出す勇気はどこだろう? |
名前の通りのケツの青いガキ!お前の病名「孤独」じゃねえぞ?気付かぬ素振りで自称ロンリー!救えぬモグリじゃ出せない本気!口だけ言ってる「友達ほしい」?一生無理だろ森にお籠り! |
アオイ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁあーーーーーーッ!」
このように『授けの財団』以来となる、なかよしXの暴言の犠牲となる被害者を生み出してしまう。
アオイは最初の暴言こそ、ギリギリの所で耐えつつラップで反撃したが、逆に上記のラップ節の毒舌カウンターでアオイの精神は破壊され、ショックの反動で神や宇宙に接続しだし真理の扉を開いてしまった。
復活に際して戦闘力も毒舌も遥かにパワーアップしたが、同時にかなり聞き分けが良くなり、なかよし部の二度に渡る『休戦協定』を受け入れた。
もっとも、終炎の巨神が大陸全土を灰燼に帰すべく絶賛進撃中であり、巨神がランドソルに辿り着いてしまえばミロクの勝利が確定するため、休戦協定という名の遅延戦術はなかよしXにとってもメリットが大きいのだが。
そして…、
休憩の間に、マリア・マザー・財団・カリン・カルミナ…と、続々と援軍が来たことで形勢逆転。名もなき芸術と共に再びスクラップにされるのであった。