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アドバンスド・ジェネレーションの編集履歴

2021-08-04 18:47:26 バージョン

アドバンスド・ジェネレーション

あどばんすどじぇねれーしょん

アドバンスド・ジェネレーション(Advanced Generation)とは『機動戦士ガンダムAGE』に登場する架空の紀元である。

概要

機動戦士ガンダムAGEの年号。略してA.G.と呼ばれる。

地球に住んでいた人類が宇宙へ進出しスペースコロニーへ移住し、宇宙で生活するようになって数百年が経過した時代。かつて行われた地球圏の覇権を巡るコロニー国家間戦争も終戦し、平和な時代が訪れていた。しかし正体不明の敵UE(ヴェイガン)が出現したことにより、世界は再び戦乱の時代を迎えてしまうのであった。

本作中にはA.G.元年以前の歴史への言及もあるが、それ以前に用いられていた紀年法については不詳。だがノベライズ版を見る限りではマーズバースディ計画は第1部より150年前の出来事であると設定されているので、つまりコロニー国家間戦争が終結したのは物語開始から約100年前頃という計算になり、従ってA.G.に改暦されたものと思われる。


略史

A.G.以前の時代

人類がスペースコロニーで生活できるようになって暫く経った時代。

しかし人口やコロニーが増加しすぎたことでザラム連合とエウバ同盟と言う2大勢力が樹立し、地球圏の覇権を巡るコロニー国家間戦争が勃発する。

これと同じ時期に当時の地球連邦政府は人口問題への対策として火星移住計画マーズバースディ計画を開始、火星軌道上に16基のコロニーが実験的に建造され、多くの人々が移住した。しかし火星のテラフォーミングの失敗と磁気嵐による死病マーズレイが発生、移住民の20パーセントがそれに感染し、計画は失敗。連邦政府は調査不足の過失を隠蔽すべく火星移民たちを見捨てて計画を抹消し、表向きでは火星移民は全滅したと報道した。だが取り残された火星移民者たちはフェザール・イゼルカントに率いられ、独立国家ヴェイガンを建国する事になる。


コロニー国家間戦争は50年以上に渡って続いたがアスノ家の作ったモビルスーツガンダムの活躍で戦争は終結、人口は激減し全ての戦争兵器を廃絶を目的とした銀の杯条約が締結され、地球連邦軍は解体。地球連邦政府の統治により世界は平和となりA.G.へ改暦される。

しかし廃棄された兵器データは条約に反対した一部の者達によりEXA-DBへ封印される。


A.G.80年代

イゼルカントが地球圏を偵察していた時にEXA-DBのサブユニットを発見し、ハッキングして兵器データをいくつかを奪取する。これによりヴェイガンは軍事テクノロジーの一切を破棄した地球圏を超えた科学技術を保有していった。


A.G.101年

スペースコロニー『エンジェル』がMSに酷似した謎の敵に襲撃・破壊される『天使の落日』が発生する。その日にフリット・アスノが誕生。

謎の敵UEの出現に際して地球連邦軍が再結成される。それに伴い戦闘用MSの開発が再び始められ、ジェノアスが完成・配備される。


A.G.108年

アスノ家があるコロニーオーヴァンがUEのガフランに襲撃される。

マリナ・アスノ死亡。生き残ったフリットはコロニーノーラへ引き取られ託されたAGEデバイスをもとにMSガンダムの開発を開始する。


A.G.115年

コロニーノーラのアリンストン基地にてガンダムAGE-1完成。それと同時期にUEがノーラを襲撃、フリットによりガンダムAGE-1が起動、誰も倒せなかったガフランを初めて撃破する。UEはコロニーデストロイヤーおよび新型機ゼダスを投入、ノーラを崩壊に追い込んだが、副司令官グルーデック・エイノア中佐とアリンストン基地の面々が新造戦艦ディーヴァを使っての活躍と基地司令ヘンドリック・ブリューザーの犠牲により住民は脱出に成功する。

ディーヴァ、コロニーファーデーンに入港。そこにデシル・ガレット出現。コロニーで繰り広げられていたザラムとエウバの抗争に対してフリットがガンダムで乱入する。ファーデーンにUE襲来、バクト投入。UE襲撃に対してザラムとエウバが共闘、ザラムのリーダードン・ボヤージがUE戦艦に特攻して戦死。

ディーヴァとザラム、エウバはUEの秘密基地と思われる宇宙要塞アンバット攻略に向けてコロニーミンスリーへ入港、大富豪アルザック・バーミングスからの支援を受け、更に並行してマッドーナ工房のムクレド・マッドーナの手助けにより艦の強化を行う。連邦軍第8宇宙艦隊特別分権隊がグルーデック逮捕に現れるがガンダムに妨害され、またUEの襲撃を受けるもディーヴァに助けられる。

アンバット攻防戦ことコウモリ退治戦役開始。デシルの策略でユリン・ルシェル死亡。グルーデックらディーヴァクルーはアンバット内部へ突入、これまでの騒乱を引き起こしていたUE司令官ギーラ・ゾイと交戦、そこでギーラはUEの正体が見捨てられた火星移民の末裔たちの国ヴェイガンである事を暴露する。ギーラはグルーデックに射殺される。

アンバットは自爆により崩壊、ヴェイガンは打撃を受ける。グルーデック逮捕される。連邦政府は真実を隠蔽すべくコウモリ退治戦役を連邦軍総司令部の判断であるとでまかせを発表した。


それ以降ヴェイガンと地球連邦は全面戦争へ突入する。


ダイキ・リュウザキ、宇宙キャラバン集団トレジャースターへ入団する。


A.G.123年

戦局はヴェイガン優勢。

連邦軍のトルージンベースがドール・フロストを含むヴェイガン部隊に襲撃される。しかしフリットの部隊の活躍でヴェイガン部隊は撃退される。この戦いはアーシュランス戦役として語り継がれていった。この功績でフリットは3階級特進し、後に地球連邦軍の司令官へと出世していく。


A.G.140年

ヴェイガン、MSドラドを配備する。連邦軍は新型量産MSアデルをロールアウトする。

ヴェイガン兵士ゼハート・ガレット、コロニートルディアへ潜入、アセム・アスノロマリー・ストーンと出会う。

トルディアにヴェイガンが襲撃するも、アセムの乗るAGE-1により撃退される。


A.G.141年

アセムとロマリー、連邦軍へ入隊、ディーヴァのウルフ隊に配属される。ガンダムAGE-2ロールアウト。

ゼハートはイゼルカントによりヴェイガン地球侵攻軍司令官に任命される。ゼイドラとクロノスがロールアウトする。

連邦軍総司令本部ビッグリング攻防戦、ヴェイガン側はマジシャンズ8を投入するも連邦軍の戦術に苦戦、ゼハート自らが出撃するも結局撤退する。

ソロンシティのテクノソロン社のヴェイガンへの加担が発覚する。グルーデック釈放、連邦上層部内の内通者の情報を携えてフリットと再会するも、アラベル・ゾイに暗殺される。

ヴェイガンは移動要塞ダウネスを中心に工業コロニーノートラムへ侵攻を開始、ノートラム沖海戦が開始する。大規模激戦の末にウルフ・エニアクルやデシル、ドールらマジシャンズ8等が戦死、ダウネスがアクシデントで地球に落下しかけるもアセムとゼハートの活躍で地球落下前に破壊される。その際にゼハートは行方不明となる。

ノートラム沖海戦の起きた日はちょうど天使の落日が起きた日でもあるらしく『勇気の日』と呼ばれる事になる。


A.G.142年

天使の落日から41年後にしてノートラム沖海戦から1年後、地球首都ブルーシアの「勇気の日」の慰霊式典にてフリットによりフロイ・オルフェノア首相のヴェイガンとの内通が暴露される。その式典をヴェイガンが襲撃するもアセムのAGE-2により撃破される。

フロイ首相は極刑、フリット率いる粛清委員会による連邦政府や軍内部の内通者達の逮捕・抹殺が行われ、連邦の組織改革が行われる。地球連邦政府は新政権を樹立する。

だが後に不正行為が続発するようになり、それに反発する反政府組織や宇宙海賊が発生する。アングラッソによりビシディアンが組織される。

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