11世代
にせんじゅういちせだい
日本の競走馬で2008年生まれの世代、11年クラシック世代。
概要
2008年に生まれ、2011年に3歳を迎えた世代。2021年現13歳。
97世代・99世代・04世代と並び、中央平地GⅠ22勝を挙げ歴代7位タイの世代。
史上7頭目の牡馬クラシック3冠馬・史上2頭目の父内国産牡馬クラシック3冠馬のオルフェーヴルが代表的な世代。史上初のスプリントGI3連覇を達成し、香港スプリントを日本馬として史上初めて制し翌年も連覇したスプリント王ロードカナロアもこの世代である。このためか年度代表馬が2頭いる珍しい世代となった。
ディープインパクトの初年度産駒世代でもあり、マルセリーナが桜花賞でディープ産駒初のGⅠ勝利を達成。続いてリアルインパクトが3歳で安田記念を勝っている。
一般的にクラシック3冠馬が出現する世代はレベルが低いとも言われやすいが、オルフェーヴルが出走していた3冠レースに出走した馬のうちサダムパテック・トーセンラー・ベルシャザールなどが後にGI馬になっている。
またオルフェーヴルとロードカナロアは18世代の代表馬であるアーモンドアイ・ラッキーライラックの父馬でもあり、種牡馬としてのポテンシャルを示す好例となっている。