ワーガルルモン
わーがるるもん
概要
ガルルモンが進化し二足歩行するようになった狼男のような獣人型デジモン。
ガルルモンと比べ焔を吐くことは無く、スピードもなくなったが跳躍力が増し、強烈なキックが繰り出せるようになっている。
モチーフはワーウルフ。
狼をモチーフにしたデジモンであるガルルモンをそのまま獣人にしたような外見をしている。
ただし、ガルルモンとは顔の模様が若干違う。
髑髏がプリントされた青のジーンズ(黒色種では迷彩柄)と身体の至る所に装着された革のような材質の防具と左拳のメリケンサックがデザイン上の特徴。
派生形態
ワーガルルモン(X抗体)
X抗体によるデジコアへの影響で体格が2倍近く大きくなり、その体格から繰り出す豪快なキックは、重量級のデジモンを一撃で吹き飛ばす程のパワーをもつ、キック技の動きを妨げないよう薄手に作られた軽量なクロンデジゾイド製の武具を装着している。
アニメでの活躍
CV:山口眞弓
ピコデビモンとデジタマモンの陰謀で高石タケルと城戸丈が捕らえられた際、丈の言葉と行動を目にした石田ヤマトが友情に気づいたおかげで友情の紋章が光り、ガルルモンが進化。
偶然かもしれないがジーンズ部分の髑髏はピコデビモンに対しての皮肉だろうか。
CV:中田譲治
黒いウィルス種が登場。
勝利するためならばあらゆる汚い手段を用い、突進やレアモンを嗾しかけたりとやりたい放題である。狡いだけの小物かと思いきや、ヴォルフモンと互角の戦いを繰り広げる実力者である。
爆撃で一度はアグニモンのトレイルモンの動きを停止させるが、その際に漏れ出た重油にプチメラモンが引火する様を見たヴリトラモンはフレイムストームのエネルギーをトレイルモンに与えて加速させ、逆転勝利されてしまう。その際にトレイルモンが吐き出した炎で焦げてしまい、嘲笑うドッグモンを殴り飛ばした。
初代同様、石田ヤマトのガブモンが超進化した姿。
スコピオモンの尾を指で挟んで受け止めたり、ボクシングのような動きで攻撃を避けるなど、クールに且つスピーディーな戦い方を披露した。
22話では「サジタリウスモード」への武装鋼化を果たし、更なるスピードと飛行能力、遠距離の敵への攻撃手段を獲得した。
38話ではガブモンとの絆をヤマトが再確認した事でそれまで以上の力を発揮、「サジタリウス」による加速を加えたカイザーネイルと、ビットとして射出した「サジタリウス」で、対峙していたメフィスモンと、その必殺技の影響を受けた場所をまとめて氷漬けにした。
余談
ワーガルルモン(ウィルス種)はデジモンストーリーシリーズではグレイモン(ウィルス種)に元祖メタルグレイモン、そしてウィルス種のガブモン系全てを差し置いて参戦しているという謎の好待遇を受けている。