ミネルヴァモン
みねるばぁもん
概要
世代 | 究極体 |
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タイプ | 神人型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ストライクロール |
得意技 | マッドネスメリーゴーランド |
オリンポス十二神族に属する少女の姿をした神人型デジモン。非常に小柄な体格ではあるが、身の丈ほどの大剣を自由自在に振り回す怪力の持ち主である。幼子のように天真爛漫で明るい性格の持ち主であるが、感情の起伏が激しく、機嫌が悪くなるとわがまま放題な行動(問題)を引き起こし、誰も手が付けられなくなってしまう。
デジモンストーリー超クロスウォーズでは、ぐるぐるアマゾンのボスとして登場。一応敵キャラではあるものの、チビックモンに慕われていた辺り、根は悪人ではない模様。なお、倒されたミネルヴァモンのデータはバルバモンによってアルマモン復活の贄にされた。一方でアニメの方ではミネルヴァモンが成長した設定のメルヴァモンが登場していた事を考えるとある意味でゲーム版をプレイしたファンへの救済措置とも取れる。
X抗体版
世代 | 究極体 |
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タイプ | 神人型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ホーンテッドピルス/クレイジーゴーラウンド/サンクタス・トルメンタム |
X抗体を得てミネルヴァモンが変化した姿であり、肥大化した髪の毛が意思を持ち、「ウルラ」、「セルペンス」(前者はラテン語で「フクロウ」、後者は「蛇」の意)と呼ばれるようになった。彼らはミネルヴァモンの遊び相手となる他、賢者を名乗り、ミネルヴァモンの戦いを支える知恵袋として活躍する。ここにきてやっとアテナの知恵の女神としての要素が拾われた事になる。
その反面、彼らにエネルギーを分け与えた影響でミネルヴァモン本体がSD化よろしく縮んでしまった。その分俊敏性は高まり、生来の怪力も合間ってますます強力な存在になっている。
必殺技はウルラとピルスで敵に攻撃を仕掛ける「ホーンテッドピルス」、回転斬りで蒼炎の竜巻を発生させる「クレイジーゴーラウンド」、盾のクリスタルから山一つ消し飛ばすエネルギー砲「サンクタス・トルメンタム」(「聖なる嵐」の意味)を発射する。
余談
公式ホームページで行われた「デシモンX抗体超投票」(X進化した姿を見てみたいデシモン)では2位にランクインした、1位になったデシモンと共に2019年3月発売予定の「デジタルモンスターX」にX抗体版が登場する。
進化ルート
神人型だから限られたデジモンから進化するのかと思いきや、進化前候補が非常に多いデジモンで、ゲーム作品ではレディーデビモンやワーガルルモン(黒)、カードゲームでは旧ヤタガラモンやアンティラモンから進化する。意外にも蛇系のデジモンからの進化は確認されていない。
暗黒系から進化するのは意外に思われるかもしれないが、そもそもミネルヴァモンはウィルス種なのでそうおかしい話でもないのかもしれない(ちなみに現時点ではレディーデビモンのみが唯一ミネルヴァモンに進化できる女性型デジモンである)。
あまり想像したくないが、ハカメモやリンクスではもんざえモン、エテモン、デジタマモンから進化するルートがある…これらのデジモンのベースとなるのは言うまでもなく汚物系デジモンである(デジタマモンはオーガモンから進化するルートがあるのでまだいい方である。ちなみにDSで展開されたデジモンストーリーシリーズではワーガルルモン(黒)はいて、ガルルモン(黒)が存在しないという現象が起こっている為、オーガモンが成熟期に据えられていたという繋がりがある)。処女神モチーフなのになんたる皮肉であろうか。
なお、ミネルヴァモンの成長した姿としてメルヴァモンが存在するが、これがいわゆる超究極体なのか、モードチェンジなのかは不明。